リニューアルでポータルサイトを再生!公開後にやるべき3つの作業

外国人の会議風景

更新日:2017年09月22日 | 公開日:2017年07月24日

ユーザーニーズに合ったたくさんのコンテンツと幅広い情報の入口という役目を持つポータルサイトは、集客が期待できるものとして、多くの企業が制作するようになってきています。

その波に乗ってポータルサイトを構築したものの「まったくPV数が上がらない…」などと、思うような成果が得られずに頭を抱えている事業主の方はいませんか?

グルメや美容、旅行、求人などといった競合相手が多い分野のポータルサイトの場合には、安定したPV数を獲得するまでそれなりの時間がかかると言われています。
ですが、いつまで経っても成果が上がらないとなれば、ポータルサイト自体を見直すべきでしょう。

この記事では、ポータルサイトの公開後に行うべき検証作業を説明するとともに、リニューアルをするかどうかの判断基準と実施する際にチェックすべきポイントについて取り上げます。

1. なぜPV数が上がらない? その原因を探る3つの検証作業

ノートパソコンと赤い眼鏡

PV数が上がらない場合にまず確認すべきことは、「ポータルサイトを作る目的」が明確になっているかどうかです。

本来であればポータルサイトを制作する前段階で設定しているはずですが、もし明確になっていないのであれば、そもそも制作するという判断自体が間違いだったと言えるかもしれません。
その場合にはPV数を上げるために手直しをしたり、リニューアルをしたりすればいいといったレベルではなくなります。

この項目ではポータルサイトを作る目的が明確であるにも関わらず、成果が上がらない場合に行うべき検証作業を解説します。

なお、ここで取り上げる検証作業はPV数の問題だけでなく、先々のことを想定してどのような手段を講じるべきかを考える上でも役立ちますので、ポータルサイトが軌道に乗っている場合にも行うことをおすすめします。

その1. ターゲット層と目標を再確認する

冒頭でも触れましたが、ポータルサイトはニッチな分野以外は基本的にたくさんの競合相手がひしめき、すでに大手と呼ばれるサイトがいくつも存在します。
それらに引けを取らないポータルサイトを作るには、具体的な「ターゲット層」を設定した上で他サイトを徹底的にリサーチし、どのような情報を提供すべきかをコンテンツレベルまで落とし込んで考えなければなりません。

そもそも、こうしたことができていないポータルサイトで集客を期待すること自体が大きな間違いだと言えるでしょう。
また、リサーチなどを元に具体的な数値目標を設定しておかないと、PV数についての評価も曖昧なものになってしまいます。

「ターゲット層も具体的に決めてリサーチもしっかりしたのに、目標とするPV数に達していない…」という場合は、狙い通りの情報が提供できていないか、目標設定が大き過ぎたといったことが考えられます。
こうした問題を検証するためには、ポータルサイトの分析が重要になります。

その2. ポータルサイトを分析し、問題点を洗い出す

まずは「Google Analytics」や「ヒートマップ」といったアクセス解析ツールを利用して、サイトに潜んでいる問題を洗い出す作業を行います。

Googleが無料で提供している「Google Analytics」はサイトの訪問者数や滞在時間、訪問経由など、ユーザーアクセスに関するさまざまな情報を分析してくれるとても便利なツールです。
そして「ヒートマップ」はサイト上におけるユーザーの動向をサーモグラフィーのように色付けし可視化してくれるツールであり、熟読されている箇所やクリックが集中しているコンテンツなどを把握することができます。

これらのツールによる分析で「アクセス数が少ない」「離脱率が高い」といった問題が明らかになったコンテンツやページは、その原因が何であるかということを検討します。
検討してみた結果、タイトルや見出しの手直しレベルで済む場合もありますし、ターゲット層のニーズに適していないと結論付けられた場合には、新たに作り直す必要が出てきます。

その3. ユーザビリティを確認する

ポータルサイトはたくさんのコンテンツや情報を扱うため、一般的なサイト以上にユーザビリティが重要になります。
もしサイト内に検索窓を設けていない、カテゴリ別に情報を整理していない場合には、この2つの問題を解決するだけで格段にユーザビリティは高まります。

このほかにもポータルサイトの案内板となる「ナビゲーションメニュー」には主要なコンテンツ・カテゴリだけを表示し、それ以外は一覧にしてまとめるなど、選択肢が多過ぎて逆に迷う、探せないといった心理的な問題を生み出さない工夫ができているかも確認する必要があります。

また、必然的にテキストや画像など1画面に表示する情報量が多くなるポータルサイトは、色数が多いデザインだと目が疲れるのはもちろん、必要な情報がたくさんの色に埋もれて探しにくくなります。
カラフルなデザインのサイトは一見華やかでインパクトがありますが、ユーザーに離脱されてしまっては元も子もありません。
あくまでもサイトの主役は情報であることを念頭に、コンテンツや記事タイトルに注目が集まるような色数に抑えましょう。

ちなみに、コンテンツの内容に関わらず一定のパターンでサイトからの離脱が起きている場合なども「関連ページへの導線が分かりにくい」といったユーザビリティに問題がある可能性があるので、分析結果を細かい部分までチェックすることをおすすめします。

2. リニューアルを行う際に気をつけるべきポイントとは

手のひらを見せる男性

「分析してみたらPV数が上がらない原因がいくつもあったし、これはもう思いきってサイトをリニューアルするしかない!」
このように考える人もいるかと思いますが、リニューアルを行うことだけが解決方法ではありません。

たとえば、目的とターゲット層が明確になっていれば、「1. なぜPV数が上がらない? その原因を探る3つの検証作業」で取り上げた「サイトの分析」と「ユーザビリティの確認」で洗い出した問題点を1つひとつ解決していくことでPV数が向上する可能性は十分にあります。
サイトをリニューアルするにも費用や時間がかかることですから、PV数の問題だけでなくさまざまな視点からリニューアルを行うべきかどうかをしっかりと検討してください。

なお、次に挙げるような問題がある場合にはリニューアルを検討したほうがいいでしょう。

リニューアルを検討したほうがいい主な問題
  • 何を目的としているサイトなのか一目で分かりづらい
  • 文字や画像のレイアウトに統一感がなく見づらい
  • 情報が整理されてないので探しづらい
  • スマホでの閲覧に対応していない
  • サイトの表示速度が極端に遅い
  • プログラムのエラーなどで表示に問題がある
  • 最新の機能に対応できていない

大きく分けると、最初の3つはデザイン面、最後の3つは機能面、スマホ対応はその両方にまたがる問題だと言えます。
リニューアルを検討する問題はこれ以外にも考えられますが、基本的には「部分的な改修だけで解決する問題かどうか」がリニューアルする際の判断基準になります。

では、実際にリニューアルを行う際にはどういったことに気を付けるべきなのか、3つのポイントを紹介します。

ポイント1. リニューアルの目的を決める

ここまで主に説明してきたように、「サイトのPV数を上げる」ことがリニューアルの目的となることが多いと考えられますが、状況によって目的は異なるでしょうし、そうなれば当然アプローチの仕方も変わってきます。

サイト全体を作り直すリニューアルはどうしても、目に見えて変化が分かるデザイン面や新規コンテンツに目が向いてしまいがちです。
そうならないように最初の段階で具体的に目的を書き出して明確に定義しておけば、何のためにリニューアルを行ったのかということを途中で見失うこともありません。

ポイント2. リニューアル後の目標を設定する

リニューアル後における目標設定は、ある意味で制作段階のときよりも重要です。
なぜなら、基本的にサイトのリニューアルは想定外の投資であり、現状から改善目標まで実際にどの程度達成できたかだけでなく、費用対効果の面からもしっかりと検証する必要があるからです。

目標は「今までの月間PV数は100だったけど、リニューアル後は半年で5,000を目指す!」というように、具体的な数値と期間を決めることが大事です。

ポイント3. 効果の検証期間までを見込んだ作業スケジュールを考える

リニューアルする際の工程は大きく分けて、サイトを作り直す作業を行う期間と、作業後の効果を検証する期間の2つがあります。
「ポイントその2. リニューアル後の目標を設定する」にも関係することですが、リニューアルはただ単にサイトを作り直すだけでなく、その効果を検証しなければ行った意味がありません。
リニューアルの効果を検証するには上記の項目で取り上げたアクセス解析ツール「Google Analytics」などを使用してデータを分析します。

作業スケジュールの作成に関しては、目標達成までの期間を何段階かに区切って設定しておくと、達成状況はもちろん、追加の施策が必要かどうかも逐一チェックすることができます。

データの分析と検証は何も、リニューアルの作業期間だけ行えばいいというものではありません。
サイトの公開当初からこれらの作業をしっかりと行っておけば、大規模なリニューアルをしなくても成果が上げられたかもしれないことを肝に銘じて、日常的な運用ルールのなかに取り込むよう心がけてください。

言ってしまえば日常的にサイトを分析・修正し、必要があれば追加で施策を打つという作業サイクルを確立するまでが、リニューアル期間とも言えるでしょう。

【まとめ】リニューアルすれば問題が解決するわけではありません

パソコンとノートと鉛筆

この記事では、ポータルサイトの公開後に行うべき検証作業を説明するとともに、リニューアルをするかどうかの判断基準と実施する際にチェックすべきポイントについて取り上げました。

ポータルサイトが期待した成果を上げていないからと言ってやみくもにリニューアルをするのでは、その効果を実感することはできません。
しっかりと分析を行い、現時点での問題点をすべて洗い出すことで、はじめてリニューアルすることに意味があると言えるのです。

また、リニューアルの規模にもよりますが、機能やコンテンツ、システムを変更・追加した場合にはリンク先のページにうまく飛ばない、画像やページ、さらにはサイト自体が見れないなどの不具合が起こるケースも少なくありません。
このような問題が起こることに不安がある場合には、ポータルサイト制作を得意とする、もしくはサイトのリニューアルに実績がある制作業者に依頼することをおすすめします。

日本最大級の業者比較サイト「アイミツ」では、あなたのご希望・ご要望に応じて最適な制作会社を無料でご紹介させていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。

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