これから中小企業がホームページを作るならおさえておきたい3つのトレンド

更新日:2017年04月14日 | 公開日:2016年04月14日

新しく自社のホームページを立ち上げたい、リニューアルしたいと思ってネットを調べると、さまざまな情報が目に入ってきます。でも、情報に振り回されてホームページを作ってもいいことは何もありません。作ってすぐに「こんなはずじゃなかった」という感想を持ってしまうWeb担当者にならないために、おさえておきたいことがあります。

担当者の方は皆、長く使えて役にたつホームページを作りたいと考えているはずです。そこでこの記事では、Webデザインの流行や最新のSEOテクニックといった変化の激しい流行を追いかけることをせずに、どんなホームページを作れば実際のビジネスに貢献できるのかという切り口で、ホームページ制作業界のトレンドを見ていきたいと思います。

1.使用シーンを考えたマルチデバイス対応が本格化する

マルチデバイス対応というと、Web担当者の方からは「スマホ対応なら一応考えています」という答えが返ってきそうです。たしかに、今時のWebサイトではスマホ対応は当たり前なのですが、マルチデバイス対応をマーケティング的に掘り下げて本当に必要な対応ができているかをチェックしておきましょう。

ひとくちにマルチデバイス対応と言っても、現在のマルチデバイス対応は過去のマルチデバイス対応とまったく違っていることに気がつていますか?

以前のマルチデバイス対応は「パソコンを使う大人にはパソコンサイトを、中高生などのパソコンを使わない世代にはガラケーやスマホサイトを作っておこう」で正しかったです。

ところが、現在は同じサラリーマンでも「会社で見るサイトには会社用の詳しいフル情報のサイトを、出先でスマホチェックするには最適化されたコンパクトな情報を」という考え方に変わってきています。

この点をしっかりおさえた上で、マルチデバイス対応の方法を具体的に考えてみましょう。

■自動変換方式

ホームページにアクセスしてきたユーザのデバイスやブラウザの情報から判定して、例えばスマートフォンからのアクセスであれば、それに最適化されたコンテンツの表示を行うというものです。

デバイスごとの表示をあらかじめ用意したり、あるいは、一部の表示をシステム的に出し分けたりするなど、方法はさまざまですが、コンテンツやシステムの管理がどうしても煩雑になりがちで、管理や保守に手間がかかる傾向にあります。

デバイスごとに別ドメインを用意する方式

http://mobile.aaa.com/ など、パソコン以外にドメイン(サブドメイン)を用意してトップページから振り分ける方法です。デバイスによって見せたいコンテンツを絞ったり、変えたりできるのでユーザーの使用シーンに合わせて価値を訴求できます。ただ、小規模サイトでは良いのですが、大規模サイトでは制作費やメンテナンス費用がかさんできます。

レスポンシブ・ウェブデザイン方式

同一ドメインの中で、デバイスの大きさによって見せるコンテンツを変える方式で、ユーザーの使用シーンに合わせて価値を訴求できます。デバイスによる別画面を用意することなく、同一のファイルの中にスマホで見せたいコンテンツ、パソコンで見せたいコンテンツなどをタグで分けて記載できるので、大規模サイトでは制作費やメンテナンスが抑えられます。

今後のマルチデバイス対応では、自動変換方式や、画像の見え方を変えただけというマルチデバイス対応ではなく、ユーザーの使用シーンをきちんと想定してコンテンツを作る姿勢が求められます。

2.戦略化されたコンテンツマーケティングが集客の要になる

Webサイトを訪れたユーザーの問題解決に貢献する、というのがコンテンツマーケティングの基本的な考え方です。そして、解決ノウハウを提供する出口として自社の制品やサービスに誘導するというのが王道パターンですが、どういった戦略でそれを実現していくか明確にしてドキュメント化し、社内や外注先と共有できている企業は少ないのが現状です。

コンテンツマーケティング先進国の米国でも、「コンテンツマーケティングの戦略を明確にできていますか」という質問に対して「明確にできていてドキュメントも完備している」と答えた企業はわずか1/3の32%でした。約半数の48%の企業は「戦略はあるけどドキュメントがない」、さらに16%の企業は「戦略もドキュメントもない」というのが現状でした。

一方で、64%の企業がコンテンツを週1回以上更新しているというデータも出ていますが、その中には戦略もドキュメントもないけど、とりあえず週イチペースでコンテンツは更新している、という企業も含まれていることになります。
これは、費用は人的資源の使い方としてはかなり問題があると言っていいでしょう。おそらくコンテンツマーケティングがまだ浸透し始めた段階の日本では、この傾向はさらに顕著だと思われます。

これからコンテンツマーケティングを実施する予定の企業にとって大切なのは、明確な戦略をドキュメントにできるレベルに落としこむことです。いきなり始めてしまう前に、下記を参考に自社の戦略を練りあげてみましょう。

【大前提の確認】コンテンツマーケティングは顧客育成である
単に集客して終わりであれば、バナー広告とかわりがありません。ユーザーの問題解決に資するコンテンツとしてどんな内容のものを継続して提供できるか自社のノウハウを洗い出しましょう。

【ペルソナを作る】誰に何を提供したいのか明らかにする
30代女性などの定量的なデータだけでなく、ターゲットのライフスタイルや性格までを設定します。名前や家族構成、週末の過ごし方などをディスカッションなどでアイディアを共有しながら作り上げ、実在する人物と同じようなレベルで明確化します。

【段階的プロセスを考える】集客、育成、コンバージョンの流れを構築する
ペルソナの問題解決のために、どういった流れで最終ゴールに至るかをシミュレーションします。課題解決が深まっていくプロセスを段階的に整理し、その段階ごとに必要なコンテンツ案を出していきます。


3.インバウンドマーケティングでホームページを使った集客が加速する

これまでの企業のホームページは、基本的にアウトバウンドマーケティングが基本になっていました。アウトバウンドマーケティングとは、企業が自社の制品やサービスを消費者に対してアピールするという考え方です。マス広告はこの典型ですが、インタラクティブ性が特徴のインターネットメディアでも企業からの情報発信がメインであったことは間違いありません。

しかし最近では、インバウンドマーケティングが企業のホームページ運営の基本になりつつあります。これまでも、ソーシャルメディアなどで双方向のコミュニケーションをとって、それを企業のブランディングや制品のロイヤルティを高める施策は取られてきました。

双方向性は今後も重要な企業対消費者のコミュニケーションのあり方ですが、最近のインバウンドマーケティングでは、ユーザー自身が持つ問題意識や、解決したい課題を起点としてそれを企業側が上手に救い上げて、解決まで導いてあげるといった顧客育成の側面が強くなってきています。

インバウンドマーケティングを成功させるためのホームページ作りのコツは、集客⇒育成⇒コンバージョンの流れを意識してサイトを設計することです。

一例を上げれば下記のようになります。
◇ 集客
ホームページのコンテンツに興味を持ったユーザーが、メールマガジンを申し込むように誘導する
◇育成
ステップメールを使って段階的にサイトの関連コンテンツに誘導する
◇コンバージョン
WEBサイトからの購入だけでなく、営業マンに引き継いで対面でのクロージングにつなげる

【まとめ】企業のホームページ制作をしようと思ったら?

以上、企業のホームページを作る上でおさえておくべき点について3つの本質的なトピックスをまとめました。流行を表面的に追いかけず、企業ホームページで大切になってくるマーケティング的な視点をきちんと企画段階でつめておけば、使っているうちにどんどんホームページの価値が上がってくるようなサイトが出来上がります。

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