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絶対押えておくべき!ERPパッケージシステムの導入メリットとデメリットのまとめ
ERPとは「Enterprise Resource Planning」の略称で、日本語では「事業者資源計画」と言います。
これは販売から、製造、精算、物流、会計、人事管理、経営計画まで、企業経営に関わる全ての分野を統合したシステムのことです。
社員や設備や資金などの経営資源を可視化することにより、企業の利益を最大限に拡大することができます。
■メリット
①『企業経営状態』『財務情報』『業務状況』をリアルタイムに把握できる

企業の売上・利益・生産コスト・経費といった財務状況・経営状況をリアルタイムに把握することで統合データベースの実現が可能になります。
また、ERPパッケージ・ERPシステムを導入することにより、部門間の情報共有もスムーズになり、企業内部の情報も統一化されます。
システムを通して業務を行えば、企業全体の業務の効率化が期待できるようになり利益を最大限に拡大させることができます。
②複数の通貨や主要国の税制にも対応している

海外に拠点を構えている企業の場合は、日々変わる税制や、海外の会計基準にも対応しているので、今まで分かりづらかった海外拠点の経営状況がリアルタイムで把握することが可能です。
海外拠点の経営状況も見えることによりITコストの削減化や海外拠点の内部統制にも繋がります。
多国展開を行っている企業にとっては会社全体の成長戦略を立てやすくなります。
■デメリット
①導入費用が1,000万以上かかるので要注意
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ERPパッケージの導入費用には、サーバー費用、ソフトのライセンス費用、導入サポート費用(初期設定)などの費用も発生し、低く抑えたとしても1,000万以上かかる場合もあります。
また、ERPシステムが自社に適用するまでに時間がかかることから、期間中のコンサルティング費用も発生します。
これだけの価格を費やす必要があるか十分に検討をしてから導入を決めましょう。
自社の課題を洗い出し、導入予定のERPパッケージに適用されるか、また改善できる見込みがあるかどうかを慎重に選択をしましょう。
②導入したが事業に合わない場合もある
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自社の業務とパッケージソフトが合わず、以前使用していたソフトに戻した事例もあります。
これはERPシステムを導入しても従業員がデータの入力をきちんと行っていないためにシステム自体が機能しなかったからです。
ERPは企業の多くの部門が関係しているので、従業員が一人でもデータ入力を怠れば機能しなくなるデメリットが生じます。
■まとめ
取引先の要求や経済状況によって、業務は常に変化します。
現場の状況の変化に対して柔軟にシステムが適応できるか確認しましょう。
万が一、自社の業務にERPシステムが合わない場合はアドオン(追加ソフト開発)を依頼すれば自社の業務に合わせてカスタマイズすることができます。
カスタマイズ前に試用版を提供している事業者もありますのであらかじめ確認するのが得策です。
カスタマイズを依頼する反面、多額の費用がかかり予算オーバーにならないように注意が必要です。
ERPパッケージを導入の参考になれば幸いです。
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