「Mailchimp」VS「Benchmark Email」 機能や料金を徹底比較!海外のメール配信システムの評判丸わかり!

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更新日:2018年11月06日 | 公開日:2018年11月06日

サポート体制に不安を感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、海外製のメール配信システムは総じて利用料金が安く、スタイリッシュなUI、充実したデザインテンプレートなど国内のシステムより優れている点も少なくありません。
そうした海外製のメール配信システムのなかでも人気を二分しているのが、今回ご紹介する「MailChimp」と「Benchmark Email」です。

MailChimp」は、アメリカ・ジョージア州のロケット・サイエンス・グループという企業が提供しているクラウド型のメルマガ配信システム。英語圏のネットショップや通販会社を中心に、全世界1,200万人以上のユーザーに利用されています。

一方の「Benchmark Email」は、同じくアメリカに本拠を置くBenchmark 社が運営しているクラウド型メルマガ配信システムで、全世界50万社以上に導入済み。日本国内でも人材サービス大手のエン・ジャパン、ソフトバンクグループといった有力企業がメルマガ配信に使っています。

機能や料金に目を向けると、それぞれどういった違いがあるのでしょうか?

<総評> マーケティングなら「MailChimp」。デザインなら「Benchmark Email」。

結論から言うと、MailChimp」はメールマーケティングに力を入れていきたい人、「Benchmark Email」はメルマガのレイアウトやデザインにこだわりたい人のためのツールだと言えます。

MailChimp」では2009年からステップメール機能が無料で提供されており、コストをかけずにユーザーの行動履歴にあわせて段階的にメルマガを配信することができます。
加えて、カスタマイズ性にも非常に優れており、APIによって「Salesforce」や「shopify」といった外部のクラウドツールと連携します。たとえば「shopify」とつなぎ込めば、いわゆる「かご落ち」状態のユーザーに対して再訪問を促すメールをスピーディーに配信することが可能です。

対する「Benchmark Email」の最も大きな特徴は、直感的に操作できるHTMLエディター(機能名「メールデザイナー」)です。
メルマガ作成画面の左側にテキストボックスや画像、ボタンのテンプレート、右側にはプレビューが配置されており、全体のバランスを確認しながら素材を選び、左から右へドラッグ&ドロップするだけでHTML形式のメルマガを作れます。テンプレートの数は500種類以上にのぼり、いずれも直接テキストを打ち込めるので、コーディングの知識はまったく必要ありません。

さらにこのHTMLエディターには画像編集機能も付いていて、操作画面上で画像をトリミングしたり、色調を補正したり、リサイズしたりすることが可能です。

コンバージョンUPに向けて本格的にメールマーケティングに取り組みたい人には「MailChimp」、一方でデザイン面で他社と差別化を図りたい人、たとえば店舗のコンセプトにマッチしたメルマガを作りたい美容室やアパレルショップのオーナーなどは「Benchmark Email」が適していると思います。

機能は?評判は?両者をいろいろな条件で比較しました

ここからは「MailChimp」と「Benchmark Email」の料金や使い勝手、機能などを比較ながら、具体的な違いについてご紹介していきます。それぞれの項目を表にまとめたのであわせて参考にしてみてください。

料金・サービス体制

まずはシステムの利用料金や使い勝手、サービス面についてです。5つに分けてご紹介します。

利用料金

MailChimp」:◎
Benchmark Email」:〇

MailChimp」「Benchmark Email」ともに利用期間の制限がない無料プランが用意されています。サーバー代はもちろん、ライセンス料も月額費用も一切かかりません。ただし、それぞれの無料プランの配信上限数に目を向けてみると、「MailChimp」は2,000件のアドレスを登録して月間1万2,000通までメルマガを配信できるのに対し、「Benchmark Email」は月間250通までに限られます。

さらに有料プランの場合も、「MailChimp」が月額$10で登録アドレス数・配信数がともに無制限なのに対し、「Benchmark Email」は月額1,800円で登録メールアドレス600件まで、月額2,800円で1,000件までの上限があります。

Benchmark Email」も決してコストパフォーマンスの悪いメール配信システムではないものの、コストをかけずにできるだけ多くのメルマガを送りたい場合や、1通あたりのコストを抑えたい場合は、「MailChimp」の方分がありそうです。

UI

MailChimp」:△
Benchmark Email」:◎

MailChimp」の唯一ともいえる欠点がこの点かもしれません。もともと英語圏での利用を前提に開発されているため、メルマガの作成画面やリストの管理画面、オンラインマニュアルにいたるまで全て英語で書かれており、英語が苦手な人はその都度辞書や辞書などを使って操作を覚えていく必要があります。たとえばオンラインマニュアルをGoogleの翻訳ツールで日本語にしても、わかりにくさ・読みにくさは否めません。

その一方、「Benchmark Email」は管理画面からマニュアルまで完全日本語対応していて、英語に苦手意識を持つ人も問題なく利用できます。前述のとおりHTMLエディターの使い勝手の良さにも定評があり、デザインやレイアウトにこだわりつつ、効率的にメルマガを配信していきたい人にはうってつけのツールだと思います。

導入実績

MailChimp」:◎
Benchmark Email」:〇

MailChimp」の導入実績は業界トップクラスとなる1,200万件以上。通販会社やネットショップを中心に全世界のクライアントに利用されています。対する「Benchmark Email」もアカウント数では「MailChimp」に及ばないものの、やはり全世界50万社以上のユーザー数を誇ります。

拡張性

MailChimp」:◎
Benchmark Email」:◎

冒頭でも少しふれたとおり、「MailChimp」はAPIによって外部のクラウドツールと連携します。SFA(営業支援システム)からメルマガ配信用のリストを直接取り込んだり、かご落ちしてしまったユーザーに対して自動的にメールを配信したり、カスタマイズ次第で使い方の幅は無限に広がります。

一方の「Benchmark Email」にも同様のAPI連携機能が搭載されていて、300種類以上の外部ツールとつなぎ込むことが可能です。拡張性についてはまったく引けをとりません。

アフターサポート

MailChimp」:〇
Benchmark Email」:◎

MailChimp」もアフターサポートには力を入れており、公式サイトにチュートリアルやFAQを用意しているほか、メール&チャットで直接問い合わせに対応しています。ただやはり、すべて英語でのやりとりが前提になるのがやや痛いところです。

その点「Benchmark Email」はマニュアルもすべて日本語化されており、チャットでの問い合わせも日本語でOK。国産のメール配信システムとまったく変わらないサポートを受けられます。語学やシステムの知識について自身がない人は「Benchmark Email」を選んだ方がいいかもしれません。

機能

続いては機能の面について「MailChimp」と「Benchmark Email」の違いを比較しながら見ていきましょう。

HTMLエディター

MailChimp」:〇
Benchmark Email」:◎

いずれもHTMLエディターが標準搭載されていて、コーディングの知識がない人もドラッグ&ドロップでHTML形式のメルマガを作成できますが、「Benchmark Email」にはさらに前述の画像編集機能が付いており、Photoshopのような編集ソフトがなくても、商品画像のサイズや色調を自由自在に変えられます。レイア―を組み合わせてエフェクト(視覚効果)を追加することも可能です。よりリッチなHTMLメルマガを作成したい人は「Benchmark Email」の方がおすすめです。

デザインテンプレート

MailChimp」:〇
Benchmark Email」:◎

MailChimp」にもテキストボックスやボタンなど充実したテンプレートがありますが、「Benchmark Email」はそれを遥かに上回る500種類以上を用意。いずれもプロのクリエイターによる高品質な作品で、そのまま利用するだけで非常にスタイリッシュなメルマガに仕上がります。

ステップメール

MailChimp」:◎
Benchmark Email」:〇

高機能なステップメールは「MailChimp」の特徴の1つです。「資料請求の3日後」「初回購入の1週間後」といった配信設定に加え、前回配信したメールの開封・未開封の状況にあわせてシナリオを分岐させていくことができます。
Benchmark Email」にも標準的なステップメール機能が付いていますが、自由度の高さでは「MailChimp」に分があると思います。

配信数

MailChimp」:◎
Benchmark Email」:△

配信数については「料金・サービス体制」の項でもご紹介したとおり「MailChimp」の方が大きく勝っています。無料プランの場合の配信上限は、「MailChimp」の月間1万2,000通に対して「Benchmark Email」は月間250通。
有料プランでは「MailChimp」は配信数・登録できるメールアドレス数ともに無制限なのに対し、「Benchmark Email」はメールアドレス数に制限があります。
配信1件あたりのコストを抑えたい人には「MailChimp」の方がおすすめです。

配信先アドレスの登録・管理

MailChimp」:〇
Benchmark Email」:△

MailChimp」はメールアドレスを一括登録し、ターゲットの属性(年齢、性別など)にあわせて任意のリストで抽出できます。操作画面が英語であることを除けば、国産のメール配信システムと同じように使えるのではないでしょうか。

一方「Benchmark Email」にも同じように一括登録機能は搭載されているのですが、あわせてアンチスパムのためのフィルターも付いているため、メールアドレスに「info」や「admin」といった語句が含まれていると一括登録ができず、1件1件手動で進めていく必要があります。メルマガを正確に届けるための機能なので致し方ない部分はあるものの、すぐに配信したい場合などは煩わしさを感じる人もいるかもしれません。

まとめ

海外製のメール配信システムとして人気を二分する「MailChimp」と「Benchmark Email」。いずれも無料で始められる点では同じですが、ステップメールや配信1通あたりのコストでは「MailChimp」に分があり、HTMLエディターの機能やテンプレートの豊富さでは「Benchmark Email」が勝っています。

冒頭でもふれたとおり、メールマーケティングを重視する人は「MailChimp」、メルマガのデザインやレイアウトにこだわりたい人は「Benchmark Email」を軸に検討するのがいいのではないでしょうか。また、繰り返しご紹介してきたとおり、「MailChimp」や管理画面やマニュアルがすべて英語、「Benchmark Email」はプランによって登録できるメールアドレス数に制限があるので、そのあたりにも注意しましょう。

国産の優良メール配信システムをお探しなら…

最後に「MailChimp」「Benchmark Email」とあわせて機能や使い勝手に定評がある日本製のメール配信システムを3つご紹介します。海外製のシステムを導入するのにどうしても抵抗がある人は以下のなかから検討するのがおすすめです。

「Will Mail」

株式会社サパナ(東京都品川区)が提供しているクラウド型のメール配信システムです。サービス開始は2014年6月とクラウド型としては後発組ながら、ECプラットフォーム大手のHameeや人材サービス大手のビズリーチなど数多くの有力企業に利用されています。継続率は99%以上をマークしており、2015年からは3年連続でASPICのクラウドアワードを受賞しています。

大きな魅力は、文字通り「必要な時に必要な分だけ使えること」です。メルマガの配信数に応じた従業課金型と、登録メールアドレス数に応じた定額料金型の2つから料金プランを契約形態を選ぶことができるうえ、契約は最短1ヵ月から、料金プランはいつでも自由に変更できます。
たとえば配信数の少ない通常時は自社のメールソフトでメルマガを配信し、セール時やキャンペーン時のみ「WillMail」に切り替えるといった使い方も可能です。

ドラッグ&ドロップだけで使えるHTMLエディター、ヒートマップ型の効果測定ツールなど充実した機能にも定評があります。

「配配メール」

2007年のサービス開始以来、東急ハンズ、センチュリー21など5,000社以上のクライアントに導入されているクラウド型のメール配信システムです。株式会社ラクス(東京都渋谷区)が提供しています。

特徴は顧客(読者)を管理するための機能が非常に充実していることです。メルマガの配信申し込みの受け付けや解約処理、エラーアドレスの除外までほぼすべてのプロセスが自動的に処理されます。
たとえば、配信したメルマガが届かなかった場合、システム側が原因を解析し、「アドレスの不備」「サーバーへの接続失敗」など9つに分類したうえでレポートを生成したうえで、さらにエラーを引き起こしたメールアドレスをリストから除外します。配信の都度リストを整理する手間がかかりません。

一方で最安のプランでも月額費用が1万円と料金がやや高いのがネックではありますが、メルマガ配信にともなうルーティンワークを効率化し、企画や執筆といったより本質的な業務に時間を充てていきたい人には最適なツールの1つだと思います。

「blastmail」

配配メール」と同じラクスグループが提供しているクラウド型のメール配信システムです。2007年のサービス開始以来、約10年間で8,100社以上に導入され、2018年にリニューアルされてあらためてリリースされました。

特徴はリーズナブルな料金体系と、メルマガ初心者に優しいシンプルな管理画面です。登録するメールアドレスが3,000件までなら初期費用1万円+月額2,000円で利用でき、HTMLエディターやターゲティング配信にも追加費用はかかりません。管理画面は無駄な要素が徹底的に省かれていて、新規のメルマガを配信数する際もリストの登録を含めてわずか4ステップで完了します。

また、メルマガの到達率が比較的高いのも魅力の1つ。キャリアブロックを自動的に検知する仕組みが取り入れられていて、ブロックに引っかかってしまった際は別のIPアドレスからの配信に切り替えることで、確実にメルマガを届けます。

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