「Mailchimp」VS「まぐまぐ」 機能や料金を徹底比較!無料のメール配信システムの評判丸わかり!

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更新日:2018年11月06日 | 公開日:2018年11月06日

メール配信システムを導入するうえで料金は非常に大切な要素です。

メルマガを通じて売り上げを大きく伸ばしても、読者数をいくら増やしても、システムの利用料自体がかさんでしまえば収益にはつながりません。また、予算の限られる中小企業や個人事業主の場合、ライセンス料などの初期投資がネックになって導入に二の足を踏んでしまうケースも少なくないようです。
今回ご紹介する「MailChimp」と「まぐまぐ」は、いずれも無料で使えるメール配信システムです。利用者数の数もともに多く、口コミ・レビューサイトでも高い評価を集めています。

MailChimp」はアメリカ・ジョージア州のロケット・サイエンス・グループが開発したクラウド型のメルマガ配信ツール。ネットショップや通販会社を中心に、全世界1,200万人以上に利用されていて、海外製のシステムとしてはトップクラスのシェアを誇ります。

それに対して「まぐまぐ」は国内のメルマガ配信システムの代名詞的な存在です。1997年のサービス開始以来、購読者の数は1,000万人を超えており、ライブドア創業者・堀江貴文さんの「ブログでは言えない話」や、サッカー元日本代表・本田圭佑選手の公式メルマガもここから配信されています。

機能や使い勝手に目を向けるとそれぞれどういった違いがあるのでしょうか?

<総評> メールマーケティングなら「MailChimp」。読み物系のメルマガ配信なら「まぐまぐ」

MailChimp」と「まぐまぐ」はある意味で対極にあるメール配信システムです。

MailChimp」はメールマーケティングでの利用を前提として開発されており、高機能のステップメールやアクセス測定、ドラッグ&ドロップで使えるHTMLエディターを標準搭載しています。
売り上げや集客といった具体的な目標に沿って配信スケジュールを立て、効果測定を繰り返しながら中長期的にメルマガを運営していくのに適しています。

対する「まぐまぐ」は読み物系のメルマガに特化していて、シンプルな操作で手軽にメルマガを配信できます。その一方、「MailChimp」のようなステップメールやHTMLエディターは付いていません。

実際の利用事例を見ても、「MailChimp」はネットショップや通販会社のメルマガ配信を中心に使われているのに対し、「まぐまぐ」で配信されているメルマガは時事問題の解説や仕事のノウハウ紹介といった、いわゆる「読み物系」が大半を占めています。

「無料で使える」という以外ほとんど共通点はないので、まずはその点を念頭に置きましょう。

「MailChimp」VS「まぐまぐ」機能は?評判は?いろいろな条件で比較しました

ここからは「MailChimp」と「まぐまぐ」の料金や使い勝手、機能などを比較ながら、具体的な違いについてご紹介していきます。それぞれの項目を表にまとめたのであわせて参考にしてみてください。

料金・サービス体制

まずはシステムの利用料金や使い勝手、サービス面についてです。5つに分けてご紹介します。

利用料金

MailChimp」:◎
まぐまぐ」:◎

いずれも無料で利用スタートできるのは冒頭でご紹介したとおりです。

MailChimp」はライセンス料やサーバー代が一切かからず、2,000件までのメールアドレスを登録して、毎月1万2,000通のメルマガを配信することができます。ステップメールやHTMLエディターを使うために追加料金が発生することもありません。

一方の「まぐまぐ」はメールアドレスの代理登録費用(月額1万584円・申請費3万2,184円)はかかるものの、メルマガ自体はやはり無料で配信可能です。
さらに一般的なクラウド型メ―ル配信システムとは異なり、メルマガの配信数(読者数)が増えても料金は変わりません。5,000通送っても10万通送っても基本的に毎月の支払い額は同じです。

機能こそ大きく異なりますが、どちらもコストパフォーマンスが非常に高く、手軽に導入できるメール配信ツールだと思います。

UI

MailChimp」:△
まぐまぐ」:◎

MailChimp」はもともと英語圏での利用を前提として開発されたこともあって、メルマガを配信するための各種設定から効果測定ツールまですべて英語で表記されています。
オンラインマニュアルの表記やサポートデスクとのやりとりも英語なので、語学に自信がない人は使いにくさを感じるケースがありそうです。公式サイトのチュートリアルをGoogleの翻訳ツールを使って日本語化しても、わかりにくさ・読みにくさは否めません。

一方「まぐまぐ」は機能がシンプルな分だけ操作も非常にわかりやすく、初めて使う人も迷うことはないでしょう。
実際に「まぐまぐ」を利用しているユーザーのブログや口コミ・レビューサイトを見ても、UIに対してネガティブな意見はほとんど見当たりません。

導入実績

MailChimp」:◎
まぐまぐ」:◎

導入実績に関してはいずれも引けをとりません。前述のとおり「MailChimp」は全世界で1,200万人以上のユーザーに利用されており、業界トップクラスのシェアを誇ります。

一方の「まぐまぐ」もアカウント数自体は公式発表されていないものの、常時3万を超えるメルマガが登録されていて、読者の数も1,000万人を優に超えます。

拡張性

MailChimp」:◎
まぐまぐ」:○

メールマーケティングのために開発された「MailChimp」は拡張性に優れています。
Salesforceやshopifyといった外部のクラウドツールとAPIによって連携し、顧客データを取り込んだり、かご落ちしてしまったネットショップのユーザーに対して再訪問を促すメルマガを配信したりすることが可能です。

対する「まぐまぐ」は運営会社によって管理されている独立型のメルマガ配信スタンドのため、APIによる連携もカスタマイズもできません。

ただし、それに代わるオプションサービスが非常に充実しており、たとえば読者数1,000部に向けた「読者増加パック」の場合、読者登録の画面のフッターに広告を入れたり、「まぐまぐ」の公式メルマガのなかで紹介することによって読者数アップに向けたアプローチを代行してくれます。
さらにメルマガに懸賞やスロットくじを組み合わせることも可能です。こうしたオプションサービスを上手く利用すれば短期間で読者数を伸ばすことができるのではないでしょうか。

アフターサポート

MailChimp」:○
まぐまぐ」:◎

MailChimp」は公式サイトに操作方法についてのFAQやチュートリアルを用意しているほか、チャットでの問い合わせに対応しています。ただしいずれも英語のため、語学に自信がない人にとってはややハードルが高いかもしれません。
その点「まぐまぐ」のオンラインマニュアルやFAQは非常にわかりやすく、メルマガを送るのが初めての人も安心して利用できるはずです。

機能

次に機能の面について「MailChimp」と「まぐまぐ」の違いを比較しながら見ていきましょう。

HTMLエディター

MailChimp」:○
まぐまぐ」:×

MailChimp」には直感的に操作できるHTMLエディターが搭載されていて、無料プランでも利用制限はありません。右側にテキストボックスや画像のテンプレート、操作画面は左側にメルマガのプレビューが配置された構成です。
テンプレートを選び、右から左へドラッグ&ドロップするだけで、コーディングの知識がない人でもHTML形式のメルマガを作れます。

一方「まぐまぐ」にはHTMLエディターが付いていないため、HTML形式のメルマガを配信するためにはおのずとHTMLやCSSの知識が求められます。
情報量の多さ、効果測定のしやすさなど、HTMLメルマガが持つ多くのメリットをふまえると、これは正直痛いところです。

デザインテンプレート

MailChimp」:○
まぐまぐ」:×

テキストボックスやボタンのテンプレートが豊富に用意されている「MailChimp」に対して「まぐまぐ」には基本的にテンプレートがありません。
一度配信したメルマガを保存しておいて書き換えることはできますが、デザインにこだわりたい人にはやはり「MailChimp」の方がおすすめです。

ステップメール

MailChimp」:○
まぐまぐ」:×

MailChimp」のステップメールは非常に評判が高く、配信日の指定はもちろん、前回送信したメルマガを開封したユーザーと未開封のユーザーに対してそれぞれ別の内容でアプローチすることも可能です。
ネットショップのオーナーなど本格的にメールマーケティングに取り組みたい人にはうってつけのツールではないでしょうか。

一方の「まぐまぐ」は読み物系のメルマガの配信を前提としていることもあってか、ステップメールは付いていません。

配信数

MailChimp」:◎
まぐまぐ」:◎

配信数に関してはどちらも引けをとりません。
MailChimp」の場合、無料プランでも2,000件までのメールアドレスを登録し、月間1万2,000通のメルマガを配信できます。国際のメール配信システムを含めても、無料で1万通以上の配信に対応しているものは非常に少ないようです。

一方の「まぐまぐ」には配信数の上限自体がなく、広告が表示されるのさえ我慢すれば、読者がいくら増えても無料で使い続けることができます。

配信先アドレスの登録・管理

MailChimp」:○
まぐまぐ」:△

MailChimp」はメールアドレスを一括登録し、ターゲットの属性(年齢、性別など)にあわせてリストとして抽出し、メルマガを出し分けることができます。

対する「まぐまぐ」はメールアドレスの登録こそできるものの、その際に前述の代理費用が発生します(配信者側で直接追加登録するのは不可)。
また、読者のメールアドレスや属性が公開されていないので、メルマガの内容を変えて再アプローチしたり、属性別にセグメント配信することはできません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

無料で利用できるメール配信システムとしてともに高い人気を誇る「MailChimp」と「まぐまぐ」ですが、ここまでご紹介してきたとおり機能の点ではほぼ共通点がありません。
特に「まぐまぐ」にはメールマーケティングに求められる機能がほとんど付いておらず、読者のメールアドレスもわからないのでターゲティング配信や効果測定もできません。

売り上げや収益を念頭に置くなら「MailChimp」、一方の「まぐまぐ」はあくまで不特定多数の読者に向けた読み物系のメルマガ配信ツールとして使うのが合理的だと思います。
メール配信システムを導入する際は今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。

他の無料のメール配信システムをお探しなら

最後に「MailChimp」「まぐまぐ」以外の無料で使えるメール配信システムを3つご紹介します。
開発会社同士の価格競争が進むなか、毎年数多くの無料ツールがリリースされていますが、そのなかでも以下の3つは機能・使い勝手に定評があり、多くのユーザーに利用されています。

「オレンジメール」

株式会社オレンジスピリッツが運営しているクラウド型のメール配信システムです。ネットショップや通販会社、メーカー、卸売業者など、5万人以上のクライアントに利用されています。

無料プランでは100件までのメールアドレスを登録して1日あたり100回までメルマガを配信可能。配信数の制限はありません。予算の限られる中小企業や個人事業主、メルマガ1通あたりのコストを抑えたい人には最適なツールの1つです。

加えて、シンプルで非常にわかりやすい管理画面も魅力の1つです。画面上部に「メール」「フォーム」といったメインメニューが並んでおり、メルマガの本文作成もアカウント登録を含めてわずか5ステップで完了します。
MailChimp」ほどではありませんが、メールマーケティング向きの機能も充実していて、件名に名前を挿入したり、特定ドメインのメールアドレスのみにメルマガを配信したりすることも可能です。

「melma!」

2000年にサービスを開始した比較的歴史のあるメ―ル配信システムです。当初はITサービス大手・サイバーエージェントの事業としてスタートし、現在ではユニティ株式会社(東京都港区)が運営を引き継いでいます。

特徴は「正真正銘」無料で使えること。メルマガのヘッダーとフッターに広告が表示されるものの、初期費用や月額費用はもちろん、「まぐまぐ」のようなメールアドレスの代理登録費用もかかりません。発行審査のハードルも比較的低く、手軽にメルマガを配信したい人にはぴったりのツールだと思います。

ただし、メールマーケティングに必要なステップメールやターゲティング配信といった機能は一切付いていないのでその点には注意。まぐまぐ」などと同じように読み物系のメルマガ配信に特化したツールと言えるかもしれません。

「acmailer」

PCにインストールして使うCGI型のメール配信ツールです。株式会社シーズ(京都府京都市)が提供しています。

何より大きな魅力はコストパフォーマンスの高さです。導入にあたっては自分でサーバーを用意して設定する必要があるものの、それ以外の費用は一切かからず、メールアドレスの登録数と配信数にも制限はありません。ターゲットの性別や年齢によって内容を出し分けるターゲティング配信機能も標準搭載されています。

またメルマガの到達率が高いのも特徴の1つ。サーバーの特性にあわせて4つの配信エンジンが用意されているうえ、任意でメルマガの配信速度を遅らせることができるので、大量配信の際もスパム判定されにくく、確実にメルマガを届けることが可能です。
できるだけ費用を抑えつつ、配信の頻度やボリュームにもしっかりこだわりたい人におすすめです。

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