徹底した調査・比較でわかるメール配信システム「オレンジメール」の評判と実態

更新日:2018年09月18日 | 公開日:2018年09月18日

サーバーが必要ないクラウド型メルマガ配信システムのなかでも代表格の1つと言えるのが、株式会社オレンジスピリッツ(東京都千代田区)が提供している「オレンジメール」です。サービス開始から約10年でトータルの利用者数は5万人以上。使用者の評判も良く、これまで100以上のメルマガ配信システムを紹介してきたアイミツにも数多くの引き合い・問い合わせが寄せられています。

とりわけシンプルでわかりやすい操作感に特徴があり、初めてのメルマガ配信から長年にわたって使い続けている人も少なくありません。クライアントの業種も幅広く、日本全国のネットショップ・通販会社からITコンサルティング企業、メーカー、卸売会社までカバーしています。

<総評> 「オレンジメール」は初めてのメール配信に最適なツールの1つ

クラウド型のメルマガ配信システムが主流になって各社の競争が進むなか、たとえば10年前と比べると、低価格ながら非常に多くの機能を備えたシステムが増えてきました。

ただそうした一方、これからメルマガ配信を始める人のなかには、「まずはシンプルなシステムから試してみたい」「最初から使いこなす自信がないので、操作のわかりやすさで選びたい」という声も多いようです。

今回ご紹介する「オレンジメール」はまさにそんな人にぴったりのツール。マニュアルいらずの管理画面と簡単操作の評判が高く、「ZD Net」や「cnet Japan」といったビジネス系のwebメディアでも、使い勝手の良いメール配信システムとして幾度となく紹介されてきました。

運営サイドも利用者目線のサービスをとても大切にしていて、クラウド型のシステムとしては珍しく、有料プランの場合も30日間のトライアル期間を設けています。

他のメルマガ配信サービスと比べてどうなのか?

まずは料金から。他のクラウド型メルマガ配信システムと同様に「オレンジメール」でも無料プラン(100件までのメールアドレスを登録可能)からスタートし、そこから登録アドレス数に応じて課金されていきます。

たとえばメールアドレスを2,000件まで登録できる「プラン2000」の料金は、初期費用1万2,800円+月額2,480円、2万件まで登録できる「プラン20000」は同様に初期費用+月額9,800円。詳しくは後述しますが、この金額をどう捉えるかは正直なところ人それぞれで、導入のハードルは確かに低いものの、会員数が増えてくると割高感が出てくることもあるかもしれません。

一方、機能の面ではステップメールやクリック測定、ABテスト、ターゲティング配信機能などが標準搭載されていて、メルマガの作成からテスト、効果測定、改善アプローチまで「オレンジメール」1つでカバーできます。一般的なメルマガ配信なら外部のツールを使わなくても困ることはないでしょう。

ただ、クラウド型のなかでは老舗の部類に入ることもあってか、後発のシステムと比較すると、細かい機能の点でやや足らない部分はあるようです。

こうした点をふまえて「オレンジメール」の具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

1.「オレンジメール」の5つのメリット

オレンジメールメリット

まずはメリットから。大きく5つにまとめてみました。

1-1. シンプルな操作で使いやすい

「オレンジメール」のホーム画面(配信者のマイページ)は、上部に「メール」「フォーム」「ログイン」といった5つのメニューが横一列に並び、それぞれの下層ページで「基本設定」や「リスト設定」といった項目へ枝分かれしています。

UIとしては正直なところ目新しさがなく、海外のメルマガ配信システムのようにスライド形式のプレビューなどが取り入れられているわけでもありませんが、シンプルな分だけ利用者を選びません。たとえばメルマガの本文作成もアカウント登録からわずか5ステップで完了できます。

公式サイトで公開されているユーザーの意見や、利用している人のブログを見ても、「とにかくわかりやすい」「使いやすい」といった評判が非常に多いようです。

1-2. 料金がわかりやすい

「オレンジメール」には前述の「プラン2000」をはじめ、4つ(無料を含めると5つ)の料金プランが用意されています。いずれも1日あたり100回までメルマガを配信することができ、通数の制限はありません。メルマガ配信システムを初めて導入する方も比較的安心だと評判です。

ちなみに一括払い(半年払いまたは年払い)の場合はディスカウントサービスも行っていて、年払いだとトータル料金の最大15%以上が割り引かれます。

1-3. メルマガの到達率が比較的高い

「オレンジメール」では、定期的にサーバーをメンテナンスするとともに配信側のIPアドレスを複数用意し、大量配信などによってメルマガが届きにくくなった場合にIPアドレスをローテーションする仕組みが取り入れられています。

そのため他のクラウド型システムと比べるとメルマガの到達率が比較的が高く、効果測定して「開封率やクリック率が突然下がってしまった…」というようなケースは少ないと評判です。

1-4.メールマーケティング機能が充実

「他のメルマガ配信システムと比べてどうなのか?」でも少し触れたように、ステップメールやターゲティング配信、クリック解析といったメールマーケティングに欠かせない機能が標準搭載されているのも「オレンジメール」の魅力の1つ。

見込み顧客へのアプローチや名前の挿入、内容の出し分けはもちろん、たとえば特定ドメインのアドレスだけにメルマガを定期的に送るといったことも可能です。

1-5.ソーシャルメディアと連携する

「オレンジメール」にはソーシャルメディアとの連携機能が付いていて、メルマガを配信するとあらかじめ登録しておいたTwitterやFacebookのアカウントに通知コメントが表示されます。

ソーシャルメディアを活用しながらメルマガの読者数を増やしていきたい方におすすめで、「メルマガとソーシャルメディアを両方運営しなくてよくなった!」という評判もあります。

1章まとめ:「オレンジメール」の最大のメリットは「使いやすさ」

「オレンジメール」のメリットとして際立っているのは、やはり使い勝手の良さ。

たとえば編集画面1つとっても、スライド形式によるプレビューやドラッグ&ドロップでの編集など、いまのメルマガ配信システムで主流になっている機能はあえて取り入れていません。極力シンプルにすることで、キーボード入力さえできれば誰でも安心して使えるシステムに仕上がっていると思います。

2. 「オレンジメール」の3つのデメリット

オレンジメールデメリット

一方で「オレンジメール」には少なからずデメリットも。冒頭でも少し触れたように、後発のメルマガ配信システムと比較すると、とりわけ効果測定の細かい機能でやや遅れをとっている感は否めません。

2-1. 読者が増えても通知メールが届かない

多くのメルマガ配信システムでは、新規の読者が配信申し込みをすると通知メールが届きますが、「オレンジメール」にそうした機能はありません。

つまり、1日何人読者が増えたのかがわからず、メルマガの反応をいち早く確かめたくても、それまでの読者数と登録完了画面のアクセス数を見比べながら探っていく必要があるわけです。

2-2. ステップメールの細かいクリック解析ができない

「オレンジメール」のステップメールにはクリック解析機能が付いていますが、そこで算出されるのはあくまでプラン(配信グループ)全体としてのクリック数。

たとえばリピートを目的としたネットショップの会員向けメルマガでも、「誰が」「どのタイミングで送ったメルマガの」「どのURLをクリックしたか」という細かい数字までは出てきません。実際に「オレンジメール」を利用している人のブログを見ると、クリック解析しても配信スケジュールやコンテンツを改善するヒントが見出しにくいという課題があるようです。

2-3. アドレス数が増えるとやや割高感も…

これはメリットの裏返しでもあるとは思いますが、配信数制限のない「オレンジメール」の場合、登録するメールアドレス数にほぼ比例して支払い金額が増え、2万件のアドレスを登録すると毎月9,800円のコストがかかります。

もちろん安くて大量のアドレス登録ができればいいというわけではなく、使い勝手や他の機能との兼ね合いもあるのですが、たとえば「オートビズ」(株式会社ビズクリエイトが提供するクラウド型メルマガ配信スタンド)が月額4,500円でアドレス登録無制限といったあたりをふまえると、1件あたりの費用ではやや割高と言えるかもしれません。

3.徹底調査でわかった「オレンジメール」を使うべき人

メルマガ初心者におすすめのオレンジメール

ここまでご紹介したメリットとデメリットをふまえ、「オレンジメール」はどんな人に向いているのかまとめてみました。

3-1. 初めてメルマガを送る人

単純に高いか安いかという点は別として、アドレス登録数ベースの「オレンジメール」の料金体系はとてもわかりやすく、自分がどのプランで契約しているのか迷ったりするケースはないはずです。

また、無料から有料に切り替える際も30日間のトライアルから始められるので、知らないうちに課金されているということもありません。初めてメルマガを送る方も安心して使えるシステムだと思います。

3-2. PCやシステムの操作に苦手意識がある人

抜群の使いやすさでこれまで5万人以上に利用されてきた「オレンジメール」。公式サイトにはメルマガの書き方やリストの登録方法がそれぞれ2分程度の動画コンテンツにまとめられています。

実際、すべての動画コンテンツを視聴してみたところ、入力ボックスの1つひとつにいたるまでナレーション付きで丁寧に説明していて、使い方について疑問に感じた点は1つもありませんでした。

PCに苦手意識を持っている方や、他のシステムで挫折してしまった経験がある方も、「オレンジメール」は問題なく使えるのではないでしょうか。

3-3. メルマガの到達率を重視する人

「1.オレンジメールの3つのメリット」でご紹介したように、「オレンジメール」では定期的にサーバーがメンテナンスされ、IPアドレスをローテーションする仕組みが取り入れられています。比較的メルマガの到達率が高く、そこに魅力を感じて他から乗り換えてくる人も多いようです。メルマガを確実に届けたい人にはおすすめのシステムです。

3-4. スタッフの人手不足に悩んでいる人

ネットユーザーの大半がスマートフォンを利用しているいま、メルマガの読者数を増やしていくためには、ソーシャルメディアの活用が欠かせません。その点でFacebookやTwitterと連携するのは大きな魅力。「メルマガを配信するだけで手一杯…」「スタッフが少なくてソーシャルメディアまで手が回らない…」といった方には心強いツールになると思います。

4.徹底調査でわかった「オレンジメール」を使うべきでない人

オレンジメールに不向きな人

一方で以下のような人には「オレンジメール」はあまり向いていないかもしれません。

4-1. 読者の増減をリアルタイムに把握したい人

メルマガを運営していくうえで、読者の増減はとても大切な指標の1つ。読者が増えるということは、基本的にそのメルマガが必要とされているということで、とりわけ読み物系のメルマガは読者数によって成果を確認するのが一般的です。

その点で読者登録のメール通知機能が付いていないのは大きな痛手。リアルタイムに読者数を把握したい人、仕事のノウハウなど読み物系コンテンツを中心としたメルマガを配信したい人などにはあまりおすすめできません。

4-2. 継続的にステップメールを配信したい人

ステップメールでは、効果測定を繰り返し、具体的なデータをもとに配信の間隔や回数、全体のシナリオを最適化していく必要があります。その点で日別や個別のクリック解析ができないのはやはりデメリットです。

「オレンジメール」のステップメールは追加料金なしで使うことができ、配信面の機能は他社のシステムと比較しても遜色ありません。ただ、そこからの「改善」を重視する人、つまり、継続的な効果測定を通じて着実にステップメールの成果を積み上げていきたいという人は、他のメルマガ配信システムを検討した方がいいかもしれません。

4-3. 大量のアドレスにメルマガを配信したい人

「2. オレンジメールの3つのデメリット」でも触れたように、登録アドレス数のみよって料金が決まる仕組みは非常にわかりやすい一方、数が増えると割高感は否めません。

また、料金プラン自体も最大2万件までの登録を上限として設定しているようなので、それ以上の数のメールアドレスを持っていて大量配信を予定している人は、他のシステムを検討した方がよさそうです。

5. 2分でできる!「オレンジメール」への登録方法

オレンジメールへの登録方法

使いやすさに定評のある「オレンジメール」は登録方法もいたってシンプル。初回登録時はIDやパスワード入力してログインする必要がなく、トータル2分程度でホーム画面(マイページ)が作成されます。ここでは無料プランの登録方法をご紹介します。

5-1. 公式サイトの「今すぐ無料で始める」をクリック

まずは「オレンジメール」の公式サイト(https://mail.orange-cloud7.net/)にアクセスし、少しスクロールしたところにある「今すぐ無料で始める」というボタンをクリックします。

5-2. 氏名・メールアドレス・パスワードを登録

申し込みページが開きます。氏名・メールアドレス・希望するパスワードを入力し、画面下部の「次へ」をクリックしましょう(会社名は任意入力です)。

5-3. 仮登録確認メールのURLをクリックして完了

登録したメールアドレス宛てに仮登録確認メールが届きます。メールを開き、一番上のURLをクリックしましょう。「ホーム」というページが開けば無料プランの登録は完了です。

最後に「オレンジメール」の特徴や機能の活用方法を2つご紹介します。メルマガの会員数を増やしたい方はぜひ参考にしてみてください。

6. 会員数をグッと増やす「オレンジメール」の2つの使い方

オレンジメールで会員数を増やすには

最後に「オレンジメール」の特徴や機能の活用方法を2つご紹介します。メルマガの会員数を増やしたい方はぜひ参考にしてみてください。

6-1. ソーシャルメディアとの連携機能で読者を増やす

一定数のフォロワーがいるFacebookやTwiterのアカウントを持っていれば、「オレンジメール」のソーシャルメディア連携機能を使ってそこに通知を出すことで、ある程度の配信申し込みが見込めます。

「3.徹底調査でわかった「オレンジメール」使うべき人」でも触れたように、あらためて告知する手間もかかりません。

6-2. 数を打つ

「オレンジメール」は大量アドレスへの一斉配信にはあまり向いていませんが、配信の頻度を上げる場合はアドバンテージがあります。操作がとてもシンプルで、メルマガの文面とリストさえ用意していれば20分程度で配信できるからです。

こうした特徴を活かし、最初のうちはまず数を打ってみるのも1つ。タイトルや文面を工夫しながらある程度の本数のメルマガを続けて送り、読者の反応を見ながらノウハウをためていきましょう。

7. まとめ

いかがだったでしょうか? 細かい機能にやや物足りない部分があり、大量配信にあまり向いていないという点を差し引いても、「オレンジメール」は使いやすさと機能性を兼ね備えた完成度の高いメルマガ配信システムです。

とりわけ使いやすさという点では国内でもトップクラスだと評判で、初めてメルマガを配信する人にとっては心強いツールになると思います。

メルマガ配信システムを導入する際は、今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。

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