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「Tableau CRM」の評判と実態【2021年最新版】
業種・規模を問わず多くの企業に利用されているCRM(顧客管理システム)。最近では顧客データの管理・共有に加えて、外部サービスとの連携、SNSへのメッセージ送信、各種指標の分析・解析など、プラスアルファの機能が搭載された製品も増えてきました。
その中の1つが、今回取り上げる「Tableau CRM」。どんな特徴があるのか、具体的にどんな局面に効果を発揮するのか詳しく見ていきましょう。
- 目次
<総評>Tableau CRMは経営判断を支えるAI搭載型のCRM。シンプルな操作も◎
「Tableau CRM」は業界No.1のシェアを誇るSalesforce.comが提供しているCRMです。もともとはシアトルに本社を置くTableau Softwareが開発・販売を手がけていましたが、2019年にSalesforceが同社を買収したことでSalesforce傘下の製品としてあらためてリリースされました。
何より大きな強みは、経営判断をサポートする高度な分析機能。独自に開発されたAI(人工知能)が搭載されており、顧客情報や売上目標、過去の実績といったさまざまなデータをもとに、いま何が必要か、どんなアクションをとるべきなのかに導き出します。
その一方、シンプルな操作性も特徴の1つ。基本的にデータの閲覧も分析もクリックとドラッグ&ドロップだけで完了し、使い手のリテラシーを問いません。加えてシステム自体の起動の早さ、ストレスなく使えるスムーズな動作も利用者から好評を得ているようです。
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Tableau CRMの4つのメリット
紹介したような特徴がある「Tableau CRM」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
ドラッグ&ドロップで簡単に分析できる
分析・解析ツールと言うと、使いこなせるかどうか不安を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、前述のとおりTableau CRMはドラッグ&ドロップに完全対応。
売上や単価、顧客数といった項目を選び、グラフ上のポイントに落とし込むだけで時系列での売上推移、目標に対する進捗、収益見込みなどを表示することが可能です。さらにAIによって成果をあげるまでのロードマップやポイントについてアドバイスも受けられます。
会議の負担を減らせる
Tableau CRMはオートメーション機能も充実しており、分析によって視覚化されたデータを抽出し、プレゼン資料を自動作成します。グラフや表を加工・リサイズする必要はなく、説明用のスクリプトまで自動で組み込まれるため、キャプションの文言に頭を悩ませたりすることもありません。
また、すべての分析結果やAIからのアドバイスはシステム上で全社員が共有できるので、会議のなかで現状までの経緯や目標に対する進捗を説明する手間は不要。おのずと会議の時間・回数は減り、よりスピーディーに意思決定できるようになるでしょう。
顧客との接点が増える
社内会議を減らせるということは、その分だけ顧客と接する機会を増やせるということ。Tableau CRMの分析機能や資料作成機能を上手く活用し、それまでフォローしきれていなかった既存顧客や見込み顧客と向き合えば、売上や収益アップが見込めるのでないでしょうか。
詳しくは事例として後ほどご紹介しますが、Tableau CRMを導入したことで短期間のうちに事業を大きく成長させたクライアントも少なくありません。
インシデントの心配なく使える
Tableau CRMを提供しているSalesforce.comは、CRMとSFA(営業支援システム)の販売で世界シェアNo.1。取引先の数は全世界15万社以上に及び、日本国内でもNTTコミュニケーションズや三菱UFJ銀行、内閣官房などがクライアントとして名を連ねています。
当然セキュリティ水準は非常に高く、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)DISA IL2(アメリカ国防総省が定める情報保護要件)の認証を取得済み。2018年には日本国内のクラウドサービス事業者として3社目となるCSゴールドマークの認定も受けました。
外部からのサイバー攻撃や情報漏洩の心配をすることなく安心して使い続けられるのも、Tableau CRMのメリットの1つでしょう。
徹底調査で分かったTableau CRMを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、Tableau CRMは一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
意思決定をスピードアップさせたい企業
AIによる分析結果・アドバイスも含め、事業にまつわるあらゆる情報をスムーズに共有できるTableau CRM。資料の自動作成機能を使えば、会議やプレゼンの準備も最小限で済み、より本質的なディスカッションに時間を充てることができます。
稟議や決済のプロセスを効率化したい企業、意思決定をスピードアップさせたい企業にはうってつけのCRMではないでしょうか。
営業フローを改善したい企業
前述のとおりTableau CRMは使い勝手にも配慮されており、必要最小限の操作でで顧客の購買動向や季節ごとの売上推移などさまざまなデータを導き出します。
営業スタッフのバックオフィス業務を軽減して顧客との接点を増やしたい企業、より具体的な成果に向き合える体制を整えていきたい企業にもぴったりのツールでしょう。
セキュリティを重視する企業
Tableau CRMを含むSaleforce製品のセキュリティ性能は業界トップクラス。前述のとおり各種認証も取得しており、世界中に15万社以上のクライアントを持ちながら、顧客情報の流出・データ改ざんといった大きなインシデントは起きていません。
自社のルールやセキュリティポリシーに乗っ取ってきちんとCRMを運用していきたい企業にもおすすめです。
Tableau CRMの料金プラン
Tableau CRMには以下3種類の料金プランが用意されています。
・「Einstein Predictions」:ユーザー1人につき月額9,000円(税別)
・「Tableau CRM Growth」:ユーザー1人につき月額15,000円(税別)
・「Tableau CRM Plus」:ユーザー1人につき月額18,000円(税別)
※いずれも年間契約。カスタマーサポート、コミュニティ、webセミナーなどの料金含む
※24時間体制のサポート、運用管理支援など、別途料金のオプションメニューあり
Tableau CRMの導入実績・効果
Tableau CRMを導入した企業の詳しい事例は公開されていません。もしも詳細な活用方法を知りたいという場合には、お問い合わせや資料請求を行ってみましょう。
まずはTableau CRMの見積もりを
Tableau CRMの導入にあたっては、きちんと見積もりをとっておくことが大事。利用人数や利用環境、オプションサービスの有無などによって実際の支払い金額は大きく変わってくるからです。
Tableau CRMの導入を検討している方、実際にいくらかかるのか詳しく知りたいという方は、アイミツにお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回はTableau CRMの機能や特徴などについて紹介しました。
高度な分析機能の一方、使いやすさにも定評があり、事例を見てもわかるようにさまざまな業種・業務課題をカバーします。とりわけ顧客管理のオペレーションを効率化したい企業、稟議や経営判断をスピードアップさせたい企業には心強いツールでしょう。
より詳細を知りたい場合は、ぜひアイミツまでお問い合わせください。
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