交通費精算に特化した経費精算システム9選|評価・評判を徹底比較

ICカードを持つ手

更新日:2019年01月10日 | 公開日:2019年01月10日

日々の営業活動を行っていると、様々な経費が発生します。なかでも、最も高い頻度で精算しなければならないのが、「交通費」ではないでしょうか。

実は、多くの経理担当者は交通費の経費精算に悩みを抱えています。従業員数によっても負担は異なりますが、一人ひとりの細かい交通費をチェックするのは、かなりの荷が重い作業です。

そこで現在注目されているのが、交通費の精算を合理化し、申請者・承認者・経理担当者それぞれの負担を軽減しているのが交通費精算システムです。

今回は、交通費の経費精算に悩みを抱える方に向けて、交通費精算に特化したおすすめの経費精算システムを紹介します。導入のメリットやコスト削減効果などについてもお伝えしていくので、参考にしてください。

交通費精算システムとは?

交通費精算システムとは?

交通費精算システムとは、乗換案内などで検索した正確な交通費データを一元管理・共有することで、煩雑で手間も時間もかかっていた従来の交通費精算を合理化し、生産性向上とコスト削減効果をもたらすシステムです。

紙の経費申請書をやり取りしていた従来の交通費精算は、いくつもの課題を抱えていましたが、SaaS型が主流になっている交通費精算システムでは、これまでの課題を解決する様々な工夫が盛り込まれています。

最大の特徴は、スマートフォンを活用していつでもどこでも交通費申請・承認ができること。そして、そのデータを申請者・承認者・経理担当者で共有できることです。

乗換案内サービスとの連携で、乗車降車駅を選択するだけで金額を自動入力できるのはもちろん、ICカードリーダーと組み合わせ、交通系ICカードの履歴をシステムに取り込めるシステムも数多く存在します。定期券区間を登録しておけば、自動で控除してくれるなどの機能も搭載した交通費精算システムは、交通費精算にかかるさまざまな手間を大幅に削減でき、二重チェックなどの手間を省くことも可能です。

交通費精算システム導入のメリット

交通費精算システム導入のメリット

それでは実際に、交通費精算システムを導入することで得られるメリットを確認していきましょう。

交通費精算の業務効率化

何よりも大きなメリットは、交通費精算の業務効率化を実現できることです。

乗換案内などのサービス連携、定期券控除機能、交通系ICカード読取りなどで入力を最大限自動化できる交通費精算システムは、申請者の負担を大幅に削減できます。計算ミスも最小限にとどめられるため、承認者・経理担当者の確認作業の省力化も実現可能です。

スマートフォンを活用し、移動などの隙間時間を使って入力された交通費データは、ひとつのデータベースで管理されて共有できるため、申請・承認作業のために会社に戻る必要もありません。ワークフロー機能でリアルタイムな通知が実現することから、差し戻しがあった場合も素早い対応が可能でしょう。

交通費精算システムは、従来手法で生じていたムダな作業を自動化し、二重チェックなどの手間を排除することで、大幅な業務効率化を実現しています。

コスト削減効果と労働生産性向上

さらに、コスト削減効果と労働生産性の向上を図れることも大きなメリットとして考えられます。

一説によると、従来手法で交通費の精算業務に費やしていた時間は、一人あたり月2時間だとも言われています。これは交通費精算する従業員が100人いる企業であれば、月に200時間、年間では2,400時間にもおよぶ計算になり、人件費に換算すれば膨大なコストがかかっていたことを意味します。

業務効率化によって、これらの時間を1/4〜1/5にも圧縮できる可能性があり、大幅なコスト削減効果を持つのは明らかでしょう。それだけではなく、余裕のできた時間は、それぞれのコア業務に集中できます。利益を生み出さない交通費精算業務の時間をコア業務に充てれば、労働生産性が大きく向上するのも当然です。

交通費精算に特化した経費精算システム5選

それでは、おすすめの交通費精算システムを紹介してきます。
まずは、交通費精算に特化した経費精算システムです。

kincone(キンコン)

kincone(キンコン) トップページ

https://www.kincone.com/

「kincone(キンコン)」は、ICカードリーダーを活用して簡単に勤怠管理、交通費精算できるSaaS型交通費精算システムです。

アプリのインストールされたiOS端末に、汎用ICカードリーダーを接続するか、対応Android端末にアプリをインストールするだけで利用でき、高額な専用端末を用意する必要もありません。使い方も、交通系ICカードをそれぞれに翳すだけで、出退勤を記録すると同時に、ICカード内の交通費データの取り込みもできます。

読み込んだ交通費データの利用履歴は、リスト表示されるため、交通費申請の項目を選択するだけで申請作業が完了。内容はクラウド環境で共有され、計算ミスや定期券区間の控除漏れ、異なった経路の申請などが発生しません。また、Googleカレンダーと連携して、訪問先情報を交通費に紐づけられるため入力の手間も削減できます。

位置情報機能を搭載し、直行直帰に対応する勤怠管理機能も含め、1ユーザー200円から利用できる料金の安さも魅力で、初期導入費用も必要ありません。

BUSINESS NAVITIME 交通費精算パッケージ

BUSINESS NAVITIME 交通費精算パッケージ トップページ

http://pr.navitime.biz/

「BUSINESS NAVITIME 交通費精算パッケージ」は、NAVITIMEの「トータル・ナビ」を核に、交通費申請から精算、会計ソフト連携によるFBデータ出力まで、トータルにサポートするSaaS型交通費精算システムです。

出発前にトータル・ナビで検索したルートから正確な料金を算出、隙間時間を使ってそのまま交通費申請ができるのはもちろん、途中でのルート変更に応じて検索し直すのも簡単で、検索結果に都度変更が反映されるためミスも起こりません。

トータル・ナビでの検索は、Googleカレンダーとの連携も可能。訪問先から自動で最適なルートを提案できるほか、ICカードリーダーを利用した交通費精算にも対応します。

もちろん、蓄積された交通費データはCSV形式で会計ソフトとの連携が可能。全銀フォーマット対応のFBデータも出力できるため、経理担当者の負担も軽減できます。

らくらく旅費経費

らくらく旅費経費.net トップページ

https://rk2.mugen-corp.jp/ryohi/

「らくらく旅費経費.net」は、ニーズに応じてオンプレミス型、クラウド型が選択できる経費精算システムです。

交通費精算を合理化する充実の機能を中心としながらも、出張の仮払いや手当の自動計算にも対応する、豊富な機能を搭載しています。

駅すぱあととの連携、交通系ICカード連携、定期区間控除機能など、交通費精算に必要とされる機能はすべて網羅しているのはもちろん、高度な機能で幅広い経費精算業務に対応できるのが特徴です。

承認ポイントの設定や分岐などを柔軟にできるワークフロー機能やメール通知、ひとことコメント機能で申請から承認までのタイムラグを最小限にできるため、経理担当者の悩みである「期日までに申請書が提出されない」なども排除できます。

rakumoケイヒ

rakumoケイヒ トップページ

https://rakumo.com/product/gsuite/expense/

「rakumoケイヒ」は、NAVITIMEの運賃・乗換案内と連携し、駅名を入力するだけで簡単に交通費の検索や精算ができる、交通費精算に特化したSaaS型システムです。

ルートや料金の検索・申請ができるだけでなく、定期券控除機能も搭載しているため、交通費の加重請求や計算ミスも排除できます。

また、シリーズ製品であるrakumoカレンダー、rakumoワークフローと併用すればさらに利便性が向上。交通費の自動計算と同時に訪問先情報も申請できたり、柔軟な申請・承認フローで従来生じていたタイムラグを排除できます。

初期費用は無料で、利用料金も1ユーザーの月額300円とリーズナブル。rakumoカレンダーとrakumoワークフローを追加したセット料金も用意され、スケジュール管理から交通費精算までをトータルにカバーできます。

交通費精算freee

交通費精算freee トップページ

https://www.freee.co.jp/houjin/keihiseisan/

「交通費精算freee」は、会計ソフトのパッケージとして提供されるSaaS型経費精算システムです。

シェアNo.1のクラウド型法人向け会計ソフトfreeeの一環で、単体の経費精算システムとは異なり、経理担当者の負担軽減に主眼が置かれています。

普段使っている交通系ICカートをスマートフォンやタブレットに翳すだけで、乗降履歴の明細を自動で取得。アプリからそのまま交通費精算の申請が可能です。

これまで面倒だった経路や金額の入力も一切不要で、外出先からいつでも申請ができるため、大幅に負担を軽減できるシステムです。

交通費精算もできる経費精算システム4選

それでは次に、様々な機能性を持ち、交通費精算はもちろん、経費精算業務全体の効率化につながるシステムを紹介します。

楽楽精算

楽楽精算 トップページ

https://www.rakurakuseisan.jp/

「楽楽精算」は、クラウド型経費精算システムとして4年連続で累計導入社数No.1を獲得するなど、中堅・中小企業で圧倒的な支持を得ているSaaS型経費精算システムです。

機能性の高さはもちろん、初期費用10万円、50ユーザーまでが利用できる月額料金の3万円、ユーザー追加も50ユーザーごとに月額料金が1万円追加されるだけというリーズナブルさが人気の秘密です。

ジョルダンの乗換案内を活用した交通費精算は、出発駅と到着駅を選択するだけで最適なルート、金額を表示してくれ、申請者はわざわざ転記しなくともそのまま交通費申請が可能。ICカードリーダーから読み取った交通費データから必要な項目を選択するだけで申請が可能になり、入力自動化による省力化が実現できます。

楽楽精算の情報を更に詳しく知りたい方はこちら

ジョブカン経費精算

ジョブカン経費精算 トップページ

https://ex.jobcan.ne.jp/

「ジョブカン経費精算」は、シンプルな使い勝手と豊富な機能で人気の高いクラウド型経費精算システムです。

累計導入数は、3,000社を超えており、個人事業主から大企業まで、幅広い層から支持を得ています。また、初期費用無料、月額料金1ユーザー400円という価格も大きな魅力です。

他にも、バックオフィス業務を効率化するジョブカンシリーズとの連携ができることもポイントです。

たとえば、駅すぱあとによる交通費の自動計算機能は、ジョブカン勤怠管理と連携することで、交通系ICカードからのデータ取り込みも可能。交通費データから必要な項目を選べば申請が完了するなど、さらなる効率化も実現できます。

ジョブカン経費精算の情報を更に詳しく知りたい方はこちら

ネクストICカード

ネクストICカード トップページ

https://next-iccard.jp/

「ネクストICカード」は、交通系ICカードを使った交通費精算を実現する、シンプルなSaaS型経費精算システムです。

交通費精算で利用するICカードリーダーを使った勤怠管理にも対応しており、交通費精算もしくは勤怠管理契約ユーザーは、経費精算機能を合わせて利用できるのも大きな特徴です。

使い方はいたって簡単で、別途用意したICカードリーダーに、交通系ICカードをかざすだけでデータをリスト表示、必要な区間のみを選択して交通費を簡単に申請できます。

勤怠管理機能を同時契約すれば、カードリーダーにかざした交通系ICカードの情報使った勤怠管理が実現。無償で提供される経費精算機能は、ブラウザから項目を入力することで経費申請が可能で、距離に応じたガソリン代の請求にもオプションで対応できます。

コンカー(Concur)

コンカー(Concur) トップページ

https://www.concur.co.jp/

「コンカー(Concur)」は、アメリカを発祥とし、現在はSAP傘下となる高機能SaaS型経費精算システムです。

フォーチュン500に入っている企業の半数が採用するなど、世界中の企業から支持を得ています。

1,000人規模以上の大企業向けのConcur Expenseを主力としながらも、300人規模以下の企業に向けたConcur Expense Standardもラインナップ。日本法人設立以来、日本独自の慣習への対応を進めており、交通費精算でもジョルダン乗換案内と提携するなど、高い利便性を持ち合わせています。

強力な外部サービスと連携を利用し、BTM(ビジネストラベルマネジメント)を利用した出張費の一元管理・最適化も実現できます。高度なカスタマイズ性も活かし、独自の連携を構築した交通費精算の合理化も可能です。

コンカー(Concur)の情報を更に詳しく知りたい方はこちら

まとめ

まとめ

今回は、交通費精算に特化した経費精算システムを紹介させていただきました。

これまでの交通費の精算は、多くの時間と手間がかかる業務でした。しかし今では、インターネット環境の整備、スマートフォンの普及、高機能なクラウド型交通費精算、経費精算システムの登場で、交通費精算業務の合理化は実現可能です。

グローバルでの展開が当然となった現代では、企業の競争力を維持し続けるためにも、あらゆる業務の合理化が求められています。

自社のコスト削減や生産性の向上のためにも、気になる経費精算システムがある方は、ぜひ導入を検討してみましょう。

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