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タレントマネジメントとは?|目的・使い方・効果などを徹底解説!

パソコンとノートを持つ男性

更新日:2019年02月13日 | 公開日:2019年02月13日

タレントマネジメントは、アメリカの大手コンサルティング会社であるマッキンゼー&カンパニーが掲げた人材育成競争というキーワードが発端となり、大手企業が適材適所に優れた人材を配置することから始まりました。日本では、2011年ごろから注目を浴び始め、近年急速に広まりつつあるタレントマネジメントは一体どのような仕組みなのでしょうか。

今回は、タレントマネジメントを導入する目的や使い方、効果などについて解説していきます。

1.タレントマネジメントとは?

1.タレントマネジメントとは?

タレントマネジメントにおけるタレントとは、社員一人ひとりを指します。社員一人ひとりの情報に、学歴、年齢、職務経歴などの基本情報を追加して、情報を一元管理、活用し、人材開発、人事配置など企業の組織運営に活用することをタレントマネジメントと呼びます。

アメリカで端を発したタレントマネジメントですが、当初は、秀でた才能を持つタレントを取り込むことが重要視されていました。しかし最近では、現場のニーズにマッチしたタレントを確保することがポイントとなっています。

タレントマネジメントを取り入れることで、企業は最適なポジションに最適な人材を配置できるだけではなく、プロジェクト結成や新規事業立ち上げの際に、必要なポジションに適正な人材を選択することが可能になり、目標達成のために多大なメリットをもたらしています。

2.いま、タレントマネジメントが注目されている理由

2.いま、タレントマネジメントが注目されている理由

タレントマネジメントが注目される背景には、雇用形態の変化があります。日本では、終身雇用制に加え年功序列といった制度をもとに、企業は成長の道を歩んできました。しかし、少子高齢化、働き方改革、技術革新などに伴い、派遣社員、契約社員など新たな働き方が加わり、そのスタイルが主流となってきています。

また、AIの普及など躍進的な技術革新も、タレントマネジメントが注目される背景にあります。従来の雇用形態、業務形態では、これからの時代へ向かう企業として、その成長にはつながりません。めまぐるしい変化に対応し、さらなる企業の発展を求めるのであれば、社員の能力、スキルを詳細に把握し、個人の能力を最大限に発揮できる部署へと人材を配置することが求められます。売り手市場である現在の状況から、働きがいのある部署への配置により、転職防止にもつながるでしょう。

企業は、人材不足、雇用形態の変化といった最も重要な人材に関する問題と向き合うためにタレントマネジメントをフルに活用し、会社の競争力を養い、発展につなげる時代となっているのです。

3.人事評価・人材管理との違いは?

3.人事評価・人材管理との違いは?

タレントマネジメントと従来の人事評価・人材管理の目的は、どちらも人材を評価し、育成、適材適所へ配置することで、企業の発展へとつなげることを目的としています。

ここでは、改めて人事評価と人材管理の違いを確認しておきましょう。

3-1.人事評価とは?

人事評価は、人事担当者が社員一人ひとりの業績を一定期間内でチェックし、公正な評価を下すことを指します。人事評価の大きな目的は、適材適所に配置することの業績アップです。また、社員の育成や上司と部下とのコミュニケーション向上にも役立ちます。

人事評価の結果によって、昇進・昇格が決定されるため、公正な評価であれば社員のモチベーションを高める結果となりますが、人が人を判断することで公正な評価を得られないことが、大きな問題となっていることも事実です。

3-2.人材管理とは?

人材マネジメントとも呼ばれている人材管理は、企業の経営戦略など組織発展に関わる業務を実現するために、人材を上手に活用するための仕組みです。人材管理は、どんな人材が自社の経営に役立つのかを考慮する必要があるため採用の段階からの運用が鍵となるのです。

人材管理を行うことで、新卒、中途問わず採用した人材を育成し、個人のスキルアップを図ることが可能。結果、適切な部署へ配置するといった戦略的な人事が可能となります。

4.タレントマネジメントの目的と効果

4.タレントマネジメントの目的と効果

それでは次に、タレントマネジメントの目的や効果についてお伝えします。

4-1.目的

適正な人材管理を行うためには、人事評価制度の適正化、社員の能力やスキルの見極め、さらに社員の価値観や趣味の把握、キャリアアップのための研修やセミナーの開催、モチベーションアップにつながるコミュニケーションなどが必要となります。このような、社員一人ひとりに関する細かいデータを蓄積することを目的として、タレントマネジメントシステムの導入または導入を検討する企業が増えてきています。

ただし、タレントマネジメントを導入するにあたっては、導入目的の明確化、情報の整理が必要となります。

4-2.効果

タレントマネジメント導入によって期待できる効果は、人材情報の見える化、必要な能力を持つ人材によるプロジェクトの立ち上げ、個人の能力に応じた人材育成、人材発掘に加え、人事業務の効率化、採用基準を明確にすることや離職率の低減といった課題の解決にもつながります。

なかでも、タレントマネジメントを導入する効果として最も期待できるのが、人材の適正な配置です。個人の持つ能力やスキルを把握できることで、適材適所への配置が可能となり、社員のモチベーションアップにもつながります。また、個人の才能を最大限に引き出すことで、企業全体の力が底上げされる効果が期待できます。

5.タレントマネジメントシステムの主な機能

5.タレントマネジメントシステムの主な機能

タレントマネジメントを行う上で、システムを導入することも重要なことです。ここでは、タレントマネジメントシステムが持っている主な機能をお伝えします。

5-1.プロフィール機能

タレントマネジメントシステムの機能として、最も重要となるのがプロフィール機能です。導入後、最初の作業となるのが、社員個人のスキル、資質、適正、価値観、知識、経験値、職歴、行動特性、企画力、コミュニケーション能力など、具体的な情報を細かくプロフィール機能に登録し、社員全員のタレントをデータベース化することです。

プロフィール機能では、登録情報の管理・分析、検索が行えます。さらに、データベース化されたプロフィール機能情報を元に、社員にとっての適正な職務をマッチングし、最適な人材配置を行うことが可能となります。

5-2.パフォーマンス・目標管理機能

プロフィール機能についで、タレントマネジメントの特徴的な機能がパフォーマンス・目標管理機能です。パフォーマンス・目標管理機能では、社員それぞれが立案した目標を可視化することで、設定した目標に向けアクションを起こしているのかを上司がモニタリングできます。

また、社員一人ずつへの人材育成教育を実施することも可能。人材評価の指標や実績を管理でき、目標達成の確率を高めることができます。

5-3.育成計画機能

育成計画機能もタレントマネジメントに欠かせない機能の一つです。社員個人に合わせた人材育成計画を立案し、実施する機能が育成計画機能です。

育成計画機能では、人材育成とスキルアップの両方の視点から、研修を開催、募集から受講の管理、事後アンケートの提出状況などの管理が可能です。また、社員の現在のスキルと職務に必要なスキルのギャップを把握し、必要な研修を受けたり、資格を取得したりできる仕組みとなっています。

6.タレントマネジメントを成功させるためのポイント

6.タレントマネジメントを成功させるためのポイント

従来の人事管理とは違い、経営戦略に欠かせない機能を備えているタレントマネジメントを導入し成功させるためには、使い方にいくつかのポイントがあります。ここでは、3つのポイントを紹介します。

6-1.社員からの理解を得る

タレントマネジメントでは、年齢、学歴、職歴などの基本情報に加え、個人の価値観、趣味、脂質、スキルなど、個人のプライバシーについて深く掘り下げる必要があるため、個人情報の公開を嫌がる社員からは抵抗される可能性もあります。

そのため、タレントマネジメントの導入にあたっては、全社員に向けてなぜ個人情報が必要なのかを十分に説明し、理解を得ることが最大の課題となります。

6-2.導入目的をしっかり定める

タレントマネジメントの導入にあたっては、明確な経営戦略に加え、企業自体の人材に対する考え方を改める意識改革が重要なポイントです。企業にとって人材は財産であると認識し、長期的な視点に立った人材育成を実施し、それに見合う社内環境の整備も必要となります。

さらに、人事管理システムや人事評価システムとの違いを正しく理解することも重要です。年齢や役職に焦点を当てるのではなく、人材の能力を十分に理解し、導入目的をはっきりと定めることも大切です。

6-3.必要な情報を把握、用意する

タレントマネジメントの正しく行えば、自社にはどのような人材がどのぐらい在籍しているのかを把握できます。まず、性格、資質、経験、能力、知識、価値観、嗜好などを軸に人材データを作成し、一元管理することで、経営戦略に見合った人材がどの部署にいるのかを把握します。

また、経営戦略に見合う人材が何人いるのかを正確に把握し、必要な人数が不足している場合は、セミナーや資格取得研修などを実施し、人材育成に努める必要もあります。

7.タレントマネジメントシステムの導入事例

7.タレントマネジメントシステムの導入事例

それでは最後に、タレントマネジメントシステムの導入事例を紹介します。

7-1.A社の場合(製造・メーカー)

グループに約16万人、メーカー単体でも約4万人の社員を抱える大企業であるA社では、それまで300以上ある部門の担当上司にメールで詳細な人材情報を配布・収集作業を行っていました。この作業には膨大な時間と手間が必要となるため、人事担当者は日々作業に追われ、他の業務に集中できないというジレンマを抱えていたのです。

業務の効率化を実現するために、タレントマネジメントを導入することを決断。誰もが簡単に使えるわかりやすいユーザーインターフェース、セキュリティの高さに重点を置き、タレントマネジメントサービスを選定しました。まずは、小規模での試行から開始し、従来の紙の資料作成では数時間かかっていた作業が10分程度で完了と、その作業性の高さ、業務の効率化を実感できています。

7-2.B社の場合(サービス・金融・流通)

まずは、店舗スタッフの顔・名前・業務状況を登録することで、国内外含め、誰がどの店舗で活躍しているかが一目瞭然となりました。タレントマネジメント導入以前は、店長まかせとなっていた店舗スタッフのモチべーションやストレス度合いなどがタレントマネジメント導入により、本社と一体化して把握可能に。

また、スキルやキャリアを見える化したことから、適材適所への人材配置、離職防止さらに本部スタッフとのコミュニケーション強化が図られています。

8.まとめ

8.まとめ

企業の競争力を高めたり、発展に必要なものは有能な人材です。人材を有効活用するためにタレントマネジメントの使い方や効果について、今回紹介してきました。

タレントマネジメントは、従来の年功序列といった企業姿勢を大きく変え、本当に必要な人材は誰か、経営戦略に役立つ人材配置を行えるツールとして注目を浴びています。社員個人と企業、双方にとってプラスとなるタレントマネジメントは、これからの時代を生き延びる企業にとって必要不可欠なツールとなること間違いありません。

業務の効率化、適正な人材育成、経営に役立つ人材配置をいった課題に答えるタレントマネジメントの活用をぜひ検討してみてください。

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