中小企業に人気・おすすめの会計ソフト13選【2024年最新比較】
会計ソフトを導入する法人は今や50%を超えています。会計ソフトは経理作業をこれまでよりずっとラクにしてくれるため、「エクセルを使って経理・会計業務を行うことに限界を感じる」「税理士にすべて任せることに不安を感じる」という中小企業にもおすすめです。
本記事では、中小企業・小規模法人に会計ソフトをおすすめする理由を解説したのち、実際に会計ソフトを選ぶ場合の比較ポイント、2023年のおすすめツールまで解説します。中小企業の経理担当者はぜひ最後までご覧ください。
関連記事:2024年最新のおすすめ会計ソフトを比較
- 中小企業に会計ソフトがおすすめの理由
- 中小企業向け会計ソフトの選び方・比較方法
- 会計ソフトの機能・料金を一覧比較
- 【2024年最新】中小企業・小規模法人におすすめの会計ソフト13選
- まとめ:小規模法人なら補助金利用で安く会計ソフトを使うのがおすすめ
- よくある質問
中小企業に会計ソフトがおすすめの理由
MM総研のアンケート調査によると、中小企業における会計ソフトの利用率は50%を超えており、経理・会計業務に会計ソフトを利用する会社が主流となっています。会計ソフト導入の目的としては「経理・会計業務にかかる人件費の削減」が最も多く、業務効率化を目指す中小企業に人気のツールです。
引用:MM総研「クラウド会計ソフトの法人導入実態調査」
中小企業・小規模法人に会計ソフトがおすすめの理由は以下の3点です。
- 会計・経理業務の効率化
- 会計ソフト導入時にIT導入補助金を活用できる
- 会計ソフト導入時に税優遇を受けられる
①会計・経理業務の効率化
会計ソフトを利用すると、日々の帳簿付けから決算書の作成までの業務を効率化することが可能です。たとえば、法人のクレジットカード明細・銀行口座の入出金データを連携できる会計ソフトを使えば、帳簿への転記作業が不要に。また、勘定科目を推測して自動仕訳する会計ソフトもあり、日々の帳簿付けをほぼ自動化できます。
なお、クラウド会計ソフトを導入した企業の導入目的として、最も多いのは「経理・会計業務にかかる人件費の削減」で、多くの企業が会計ソフトの便利な機能を評価していることがわかります。
引用:MM総研「クラウド会計ソフトの法人導入実態調査」
②会計ソフト導入時にIT導入補助金を活用できる
IT導入補助金とは、中小企業・小規模法人がITツールを導入する際の費用を国が補助する制度です。中小企業のDXによる業務効率化をサポートする目的で2017年から始まったIT導入補助金は今年で7回目を迎えました。
IT導入補助金は会計ソフト導入時にも適用でき、利用料金の3/4を補助金でまかなうことが可能。会計ソフトをはじめSaaSツールを導入したい中小企業におすすめの制度です。
なお、IT導入補助金はソフトウェアの種類・金額によって「類型」があり、会計ソフトは「デジタル化基盤導入類型」に当てはまります。
デジタル化基盤導入類型の詳細
補助の対象 | 補助上限額(補助率) |
---|---|
会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフト | 補助上限額350万円 (50万円以下部分:補助率3/4、50万円超~350万円部分:補助率2/3) |
ハードウェア(プリンター、スキャナー、複合機など)購入費 | 補助上限額10万円(補助率1/2以内) |
参考文献:一般社団法人 サービスデザイン推進協議会「IT導入補助金について」
③会計ソフト導入時に税優遇を受けられる
中小企業が生産性を高めるような設備投資を行った場合、税優遇を受けられます。代表的なものは「中小企業投資促進税制」と「中小企業経営強化税制」で、ソフトウェア投資の場合は「取得価額が70万円以上」という条件があるものの、その条件を満たせば即時償却や税額控除といった税優遇を受けられるためおすすめです。
税制 | 優遇措置 | 対象資産 |
---|---|---|
中小企業投資促進税制 | 30%特別償却または7%の税額控除 | 機械装置 測定工具および検査工具 ソフトウェア 貨物用の自動車 内航船舶 |
中小企業経営強化税制 | 即時償却または10%の税額控除 | 機械装置 器具備品・工具 建物附属設備 ソフトウェア |
※資本金3,000万円超1億円以下の法人の場合は、優遇措置が異なります。参考文献:国税庁「中小企業投資促進税制」「中小企業経営強化税制」
中小企業向け会計ソフトの選び方・比較方法
中小企業の経理担当者・代表者が会計ソフトを選ぶ際、おすすめの選び方・比較方法を解説します。主な比較項目は下記の4つです。
- 機能の比較
- クラウド型とインストール型の比較
- 料金比較
- 法制度(電子帳簿保存法やインボイス制度)に対応しているか
機能の比較
会計ソフトの基本機能としては帳票・伝票入力、勘定科目の登録、仕訳入力などがあり、決算時期には集計されたデータをもとに決算書類(貸借対照表、損益計算書など)を出力することができます。
会計業務をより効率化したい場合には、銀行口座の取引明細からデータ連携して自動仕訳を行う会計ソフトや、e-Taxの確定申告までサポート対応している会計ソフトを選ぶのがおすすめです。また、収集データをもとに財務分析レポートを作成できる会計ソフトもあり、財務状況をリアルタイムで把握して経営強化に活用したい中小企業におすすめです。
クラウド型とインストール型の比較
会計ソフトには、PCにソフトウェアをダウンロードして利用する「インストール型」と、ブラウザ上でアカウントにログインして利用する「クラウド型」があります。
従来からあるインストール型の会計ソフトは、インターネットに接続できない環境でも操作可能な点がメリットですが、Windows OSにしか対応していない(Mac OSに非対応)点や、バージョンアップの度に再度インストールが必要な点には注意が必要です。
一方でクラウド型の会計ソフトは、インターネットに接続できる環境で利用可能。常に最新状態に更新されるため、バージョンアップの対応は不要です。アカウントにログインできれば、PCでもタブレットでも操作可能な点も便利で、導入シェア率と比較するとインストール型よりクラウド型が伸びています。
料金比較
クラウド型の会計ソフトは、月額課金制(サブスクリプションモデル)が一般的です。中小企業・小規模法人に人気のfreee会計は、月額料金1,980円から利用可能。マネーフォワードクラウド会計は月額料金2,980円から利用可能です。
各社とも複数のプラン(個人事業主プラン・中小企業プラン・大企業プランなど)を提供し、機能の多さによって料金が違います。自社に必要な機能をそなえたプランでの料金比較がおすすめです。
法制度(電子帳簿保存法やインボイス制度)に対応しているか
2023年10月にはインボイス制度が開始され、2024年1月には電子帳簿保存法の改正があります。中小企業を含むすべての法人に影響がある法制度のため、このような法制度に対応している会計ソフトか、という観点での比較も重要です。
freee会計やマネーフォワードクラウド会計、弥生会計オンラインといった会計ソフトは最新の電子帳簿保存法・インボイス制度に対応し、かんたんに法対応が完了する点でおすすめです。
会計ソフトの機能・料金を一覧比較
ここからは実際に、料金や機能を比較して、中小企業や小規模企業に対応したおすすめ会計ソフトを紹介します。まずは会計ソフトの一覧比較をご覧ください。
下記のボタンから、会計ソフトを最大6つまで一覧比較することが可能ですので、サービス比較にぜひ活用ください。
【2024年最新】中小企業・小規模法人におすすめの会計ソフト13選
2024年最新の料金や機能比較で、中小企業・小規模法人におすすめの会計ソフト13選を紹介します。気になる会計ソフトの特徴を確認ください。
- freee会計
- マネーフォワードクラウド会計
- 弥生会計オンライン
- HANJO法人会計
- 勘定奉行クラウド
- クラウド会計ソフトMA1(会計王)
- かんたんクラウド会計
- MJSかんたん会計
- 円簿会計
- フリーウェイ経理Lite
- ジョブカン会計
- わくわく財務会計
- PCAクラウド会計
freee会計
freee会計は会計初心者でも使いやすいインターフェースが人気のクラウド会計ソフト。国内法人におけるクラウド会計ソフトの導入シェアはfreee会計が32%で1位となっており(2017年9月時点、MM総研のアンケート調査より)、中小企業や小規模法人にもおすすめです。
機能としては、銀行口座の入出金データの自動連携や、e-Taxでの確定申告までサポートする機能があり、日々の帳簿付けから行政手続きまで一貫して対応できます。
また、電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応した会計ソフトのため、「法改正にどうやって対応しようか」と頭を悩ませている中小企業の経理担当者にもおすすめ。freee会計を導入することで、税理士に頼ることなく簡単に法対応が可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
マネーフォワード クラウド会計
MFクラウド会計は、株式会社マネーフォワードが提供している、面倒な法人決算をラクにするクラウド会計ソフト。企業の会計業務を約1/2に削減します(2019年9月、マネーフォワード社調べ)。
マネーフォワードは家計簿アプリの先駆けとしても有名で、銀行口座の入出金データをアプリに連携させる機能に強みを持っています。会計ソフトにもデータ連携技術が生かされており、銀行口座の入出金明細・法人クレジットカードの入出金明細から自動仕訳を行うことができます。
日々の仕訳業務に手が回らないという課題を抱える中小企業や、経理・会計業務の省人化を目指す中小企業にMFクラウド会計はおすすめの会計ソフト。マネーフォワードの他のクラウドサービスと会計ソフトを連携させることで、バックオフィス業務全体を効率化できる点もおすすめです。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
弥生会計オンライン
弥生会計オンラインは、弥生会計が提供するクラウド会計ソフト。弥生会計はさまざまな業種や事業形態に合わせて会計ソフトの製品を開発しており、登録ユーザー数が280万人を突破した実績のある会計ソフトです。
弥生会計オンラインは、金融機関連携の機能や決算書作成の機能など、feee会計・MFクラウド会計と同様に豊富な機能を利用できます。また、税理士・会計事務所にリアルタイムで会計データを共有できる点も便利で、税理士とのやりとりがある中小企業におすすめです。
弥生会計オンラインは料金比較でもおすすめで、起業から2年以内なら2年間無料(起業から2年を超える場合は1年間無料)で使い続けられます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
HANJO会計は飲食店向けのクラウド会計ソフトで、時計で有名なカシオ計算機株式会社が提供しています。
HANJO会計には銀行口座データから自動仕訳できる機能のほか、レシートをスマホで撮影するだけで自動仕訳できる機能もあり、帳簿付けにかかる時間を1/3に削減できます。
また、飲食店の経営データ(売上、客数、客単価、客席回転数、FL比率など)をグラフで可視化することも可能で、財務状況をもとに適切な経営判断ができるように。飲食店業を営む中小企業や小規模法人には、飲食店特化型の会計ソフト・HANJO法人会計がおすすめです。
勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するクラウド型の会計ソフトで、中堅・中小企業を中心に累計56万社の導入実績があります。
勘定奉行クラウドには、Excelファイルを取り込んで仕訳を自動化する機能があり、経理部門で管理するExcelファイルから帳簿に転記する手間を省ける点がメリット。また、帳簿をもとに決算書や総勘定元帳を自動出力できるため(Excel形式でも出力可能)、経理・会計業務を効率化できます。
勘定奉行クラウドは電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した会計ソフトで、法対応のために会計ソフトを導入しようとお考えの中小企業にもおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 月次推移表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 勘定科目の設定
- 取引先など補助科目の登録機能
クラウド会計ソフトMA1
クラウド会計ソフトMA1は、ソリマチ株式会社が提供する会計ソフト。同社のベストセラー商品「会計王」をベースとしたクラウド型の会計ソフトです。
クラウド会計ソフトMA1は、「会計王」で培ったノウハウとインターフェースはそのままに、さまざまなクラウドツールと連携することで経理業務を効率化します。
2023年10月に改正されたインボイス制度・2024年1月に改正される電子帳簿保存法にも対応しているため、会計ソフトを導入するだけで法対応が完了。中小企業が個別に法改正に対応する必要がない点もおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
かんたんクラウド会計は、ミロク情報サービスが提供するクラウド会計ソフト。シンプルで分かりやすいインターフェースで、複雑な設定なしで利用開始できるため、中小企業や小規模法人に導入しやすいおすすめ会計ソフトです。
かんたんクラウド会計は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応済みで、中小企業が個別に対応する必要なく、法改正後も安心して利用できます。料金プランは「Basicプラン」と「Plusプラン」があり、帳簿付けや決算書出力を自動化したい中小企業には「Basicプラン」、財務分析まで対応した会計ソフトがよい中小企業には「Plusプラン」がおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
MJSかんたん会計は、ミロク情報サービスが提供するインストール型の会計ソフト。Windowsのパソコンにダウンロードして使える会計ソフトで、インターネット回線がない環境でも操作できる点がクラウド型と比較したメリットです。
一般的な勘定科目はあらかじめ登録されているため、勘定科目を選択して金額を入力するだけで帳簿付けができます。インストール型のソフトウェアの操作に慣れている・クラウドサービスに移行したくないという中小企業にMJSかんたん会計はおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 固定資産台帳の作成機能
- 消費税集計表の作成機能
円簿会計は料金無料で使えるクラウド会計ソフト。クラウドサービスのためWindows・MacどちらのPCでも利用できるうえ、スマホやタブレットからも操作可能です。
他社と比較した最大のメリットは、通常は数万円かかる会計ソフトの基本機能を料金無料で使えること。円簿会計では、仕訳帳・出納帳・総勘定元帳・決算報告書など必要な書類を作成できます。無料で使える会計ソフトを導入したいとお考えの中小企業の経理担当者におすすめの会計ソフトです。
- Mac対応
- 仕訳帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 決算書の作成機能
- Windows対応
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
フリーウェイ経理Liteは、料金無料で使えるインストール型の会計ソフト。Windowsのパソコンにダウンロードして使える会計ソフトとなっており、Wi-Fi・インターネットがない環境でも操作できます。
Mac OSに対応していない点には注意が必要ですが、Windowsユーザーには料金無料で使える会計ソフトとしておすすめです。
Excel管理から会計ソフトに切り替えることで経理・会計業務が効率化し、人的コストの削減が可能。フリーウェイ経理Liteは導入費用もかからないので、バックオフィスの費用削減を目指す中小企業にもおすすめの会計ソフトです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 勘定科目のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
ジョブカン会計
ジョブカン会計はインストール型の会計ソフトで、多機能・操作しやすい点がおすすめ。ほかのジョブカンシリーズ(勤怠管理、ワークフローシステム、経費精算など)と連携が可能なため、バックオフィス業務を効率化したい中小企業におすすめです。
「ジョブカンDesktop 会計」は電子帳簿保存法に対応した会計ソフトで、「ジョブカンDesktop 経理」などのクラウドツールを合わせて導入するとインボイス(適格請求書)の作成も可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 前期比較表の作成機能
わくわく財務会計は、中小企業・小規模法人向けのインストール型会計ソフト。製造業、卸売業、小売業、サポート業、飲食業など、あらゆる業種に対応しています。
銀行口座やクレジットカードのデータ連携、決算書類の出力など、基本的な会計ソフト機能を実装。また、消費税申告書など消費税に関する書類を作成でき、確定申告(e-Tax用)のファイルを作成することも可能です。
「納税手続きまでスムーズに完了させたい」とお考えの中小企業の経理担当者に、わくわく財務会計はおすすめの会計ソフトです。
PCAクラウド会計
PCAクラウド会計は、ピー・シー・エー株式会社が提供するバックオフィス支援のクラウドサービス「PCAクラウド」の1サービス。「PCAクラウド」は10年以上の運営実績・20,000社以上の導入実績があり、実績を重視して会計ソフトを選びたい中小企業におすすめです。
日々の仕訳入力だけで元帳・試算表・決算書を作成可能。また、経営分析や各種管理帳票の出力など、中小企業の会計業務に必要な機能もあるため、経理担当者の業務効率化にも役立ちます。
また、「PCAクラウド」シリーズの他のクラウドサービスとAPI連携できる点もメリットで、人事管理・給与管理などバックオフィス全体を一元管理したい中小企業にもおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- 決算書の作成機能
- 勘定科目の設定
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- ISMS
- 日本円
- 部門別の管理機能
まとめ:小規模法人なら補助金利用で安く会計ソフトを使うのがおすすめ
中小企業や小規模法人が会計ソフトを導入することで、日々の経理・会計業務を半自動化し、より本質的な財務分析や経営判断に力を注げるようになります。また、行政側からも中小企業のDX化を推進するための支援が行われており、IT導入補助金を利用して安く会計ソフトを利用することが可能です。
とはいえ、中小企業向けの会計ソフトは数十種類あり、実際に中小企業の経理担当者が自社に合った会計ソフトを選ぶのは大変。PRONIアイミツ(当サイト)では、希望要件を入力するだけでおすすめの会計ソフトがわかる診断を用意しているのでぜひ一度お試しください。
よくある質問
中小企業・小規模企業向けの会計ソフトについて、よくある質問に答えます。
中小企業の会計ソフト導入率は?
2017年の調査(※MM総研が2017年9月に従業員300人以下の中小企業8,851社を対象に行ったアンケート調査)によると、中小企業における会計ソフトの導入率は54.1%で、会計業務の方法として会計ソフト導入が主流となっています。なお、そのほかの会計業務の方法としては、「全て税理士に任せている」が24.6%、「Excelなどの表計算ソフトを利用」が12.2%です。
中小企業に導入される会計ソフトの中でシェアが大きいサービスは?
クラウド会計ソフトの導入シェアは「freee会計」が32.3%で1位、「MFクラウド会計」が19.2%で2位、「弥生会計オンライン」が15.4%で3位。3社で約67%のシェアを獲得しています。
なお、中小企業に導入される会計ソフトの形態は、「インストール型」が全体の85.5%、「クラウド型」が14.5%。従来の「インストール型」が依然として多い一方、クラウド型会計ソフト(いわゆるSaaS)の注目度も上がっています。
中小企業が会計ソフトを利用する際、IT導入補助金は使える?
はい、中小企業が会計ソフトを利用する際はIT導入補助金を使えます。本制度によって、会計ソフトの利用料金の3/4が補助金でまかなわれ、中小企業は通常の1/4の価格で安く会計ソフトを利用できます。中小企業の経理担当者は、補助金制度の実施期間中に会計ソフトへの移行を検討するのがおすすめです。
プロが代わりに探して紹介します!