株式会社リクルートマーケティングパートナーズ | コーポレートサイト制作（企業サイト）の実績・事例

企画/提案/制作/保守運用
ターゲットに合わせたサイト設計。学校の魅力がスムーズに理解でき、成果への誘導を強化

パンフレット刷新のタイミングで、webサイトも全面リニューアルすることになり、ルート・シーではwebサイトの制作を担当させていただきました。


■ターゲットに合わせたサイト設計

専門学校のサイトということもあり、サイト訪問者の多くは高校生です。BtoBのコーポレートサイトと違って、スマートフォンからのアクセスがメインになりますので、サイト設計ももちろん異なってきます。学校のコンセプトやカリキュラム内容、入試情報や卒業後の進路など、扱う情報が多岐に渡ります。

詳しくはのちほど記載しますが、多種多様な情報をしっかりと伝えて動機形成を促しながら、サイトの主な成果へとつながる「資料請求」や「オープンキャンパス」へ、いかにスムーズに誘導できるかという点を意識しながらサイト設計に取り組みました。

サイトを訪れるユーザーは高校生だけでなく、入学を検討している学生の保護者さま、学校の先生、新卒採用を検討している企業の人事担当者など、さまざまな方が閲覧するサイトになります。ユーザーによって求めている情報はそれぞれに違いますので、ユーザーが探している情報へとどう誘導していくか、というポイントも重要視しました。


■スマホファーストを意識した構成・デザイン

前述の通り、サイトのメインターゲットは高校生になりますので、スマートフォンからのアクセスが多数を占めます。訴求すべき情報量が多く、またスマートフォンでは表示範囲が狭くなる分、どうしても縦に長い構成になってしまいます。その中でもいかに見やすく、読みやすく、分かりやすくできるか、という点を意識しながらデザイン制作に取り組みました。

また学校の特徴を素早く理解してもらうために、リニューアルを機にコンセプトページを新設。カリキュラム内容や独自のプログラムや実習、他校にはない強みを整理し、必要な情報を1ページにまとめました。限られたサイト滞在時間の中で、質の高い情報が入手できるようなサイト構成に努めました。


■段階的な公開を前提としたサイト構築

今回のリニューアルはフェーズを2回に分け、段階的な公開を行いました。
特にCMSなどのシステムを導入する際は、システムの設計や開発の部分でどうしても工期がかかってしまい、希望公開日時に間に合わせることが難しい場合があります。

そこで、今回のリニューアルでは情報内容の優先順位についてお客さまとご相談をさせていただき、先行して発信すべき内容を整理。第1フェーズ、第2フェーズと優先度に合わせて段階的な公開で進行することになりました。公開タイミングが複数になりますので、サイト構築においても「段階的に情報を増やす」ことを前提にした、情報追加がしやすいサイト設計になっています。


■アクションを促しやすい、機能的なサイト

今回のリニューアルにおいて気をつけたのは導線設計です。
サイトの目的、役割としては「資料請求をしてもらう」「オープンキャンパスに来てもらう」があげられます。そこで実制作に入る前に、サイトの目指すべきゴールをお客さまと打ち合わせし、要件を整理しました。

ユーザーに関心を持ってもらったタイミングで、スムーズに次のアクションへ移ってもらうために、スマートフォンサイトでは共通メニューの中に、パソコンサイトでは追随型でオープンキャンパスや資料請求への導線ボタンを配置しました。他にもすべての情報を全面に押し出すのではなく「ユーザーが欲しいと思う情報を取り出せる」ことを意識。パソコンサイトではドロップダウン型のナビゲーションを採用したり、サイトマップについても見たい人が見られるように、開閉できる構造で制作しました。

情報量が多くなると、どうしても何を伝えたいのかが分かりにくくなりますし、かえって見えづらくなってしまうケースもあります。見た目の美しさと同等に、操作性にも配慮したサイト制作を目指しました。