DM(ダイレクトメール)発送料金の費用相場を探る!料金カギは発送数と依頼範囲

DM(ダイレクトメール)発送料金の費用相場が分かる

更新日:2017年11月21日 | 公開日:2017年11月21日

はがきや封書を発送するDM(ダイレクトメール)は、昔から会社の認知度や商品・サービスの宣伝効果などを高めるために多くの企業が活用してきた広告および販促活動の1つです。

ネット社会と言われる現代においても「購買行動に効果的な影響を与えるメディア」として、むしろEC領域の企業でDM発送を活用するケースが増えているほどです。

主なDMの種類である「はがき(通常・圧着)DM」「封書DM」で、代行会社に作業を依頼した場合の費用相場(1通当たり価格)は下の表のようになります。

DM発送料金の費用相場
発送数 はがき 圧着はがき 封書
1,000通 70円前後 90円前後 80円前後
1万通 55円前後 60円前後 65円前後
3万通 50円前後 55円前後 65円以下

この表は原稿印刷から発送までの工程を一括して依頼した場合にかかる平均的な1通当たりの価格を示したもので、はがきと圧着はがき(V型)は両面カラー印刷費込み、封書は200gまで・宛名印刷込みの金額です。

この記事ではDM発送代行に依頼する場合にかかる費用の相場と、構成する要素についてそれぞれ詳しく説明します。

1. DM(ダイレクトメール)発送代行を利用する際の費用相場

DM(ダイレクトメール)を受け取る

1-1. DM発送代行の料金を構成する工程ごとの要素

DM発送の作業工程

DM(ダイレクトメール)の企画から発送までの作業は、上の図のように「企画・発案」→「原稿作成」→「原稿印刷」→「発送準備」→「発送」と、大きく分けて5つの工程があります。

先程の表で示したように、原稿印刷から発送までの工程を一括してDM発送代行会社に依頼したときの費用相場は1通当たりの価格で、1,000通発送する場合のはがき(両面カラー印刷費込み)が70円前後、圧着はがきが90円前後、封書(200gまで・宛名印刷込み)が80円前後です。

同じ内容で1万通発送する場合にかかる平均的な料金は、はがきが55円前後、圧着はがきが60円前後、封書が65円前後と、1,000通の場合と比べて単価は70~80%程度になります。
3万通になるとさらに単価は安くなり、1万通の90~95%程度です。

ここで取り上げた相場からも分かるように、DM発送代行の費用を決める最大の要素は発送数です
詳しくは以下の項目で説明しますが、発送数は「原稿作成」を除く「印刷」「発送準備」「発送」すべての工程に関係しているため、結果的に「発送数の違い」がかかる費用に大きく影響します

もちろん、DMのサイズや重量、どの作業工程まで依頼するかなどによって費用は変動しますし、同じ内容・発送数のDMでも、代行会社によって大きく値段を抑えることができるケースもあります。

では、なぜ同じ条件にも関わらずかかる費用に差が生じるのでしょうか。
この項目では工程別にDM発送料金を構成する要素を取り上げて、その理由を説明します。

原稿作成

ダイレクトメールの原稿を作成する

「原稿の企画・作成」の工程は発注者が行うもので、一般的なパターンとしては完成したデータを代行会社に渡して印刷から依頼するか、印刷まで済んでいるものを代行会社に納入し、発送準備から依頼するかの2通りがあります。

代行会社のなかにはDMの企画やデザインの段階から請け負っているところもあり、それらの作業も含めて依頼するとなると、当然ながらかかる費用は相場よりも高くなります。

原稿・印刷物の用意

ダイレクトメールの印刷版面を作成する

DMの印刷を代行会社に依頼するかどうかで、当然ながらかかる費用は異なります。

自社でDMの原稿作成・印刷を行って発送作業だけを依頼すればかかる費用を安くできると思いがちですが、原稿印刷から発送までの工程を請け負うプランをメインにしている代行会社は、一括で任せたほうがトータルでは採算が取れるようになっているところが多く、作業工程を部分的に依頼すると逆に割高になることもあります

また、印刷の手配まで自社で行うとなると搬入のための費用や時間がかかるため、発送期日が決まっていたり発送数が多かったりする場合には、この点が思わぬネックとなってしまうことも少なくないと言えるでしょう。

発送準備(宛名印刷・封入)

ダイレクトメールを印刷機で印刷する

<宛名印刷>
宛名印刷には封筒やはがきに直接印刷する「ダイレクト印字」と、別途印刷したものをあとから貼り付ける「ラベル印字」があります。
コスト的にはラベル代やラベル貼りの料金が発生しない「ダイレクト印字」のほうが安く上がりますが、封筒の種類によっては直接印刷ができないものもあるため注意が必要です。
また、個人情報をデータの形で代行会社に渡したくない場合も、「ラベル印字」を使うことになります。

<封入作業>
封入作業は大体5万通を目安に手作業から機械での封入に切り替わることが多く、発送数が増えれば増えるほど1通当たりの価格は安くなります。
そのため、手作業での封入しか対応していない代行会社に大量のDMを依頼すると、時間と手間がかかる分、相場よりも料金は高くなります。

逆に、機械での封入をメインとしている代行会社に1,000通程度のDMを依頼しても費用が高くなる、もしくは請け負ってくれないこともあります。

発送

ダイレクトメールを発送する

発送料金は、基本的に発送数とサイズ・重量によって決まり、配送を行う会社ごとに設定している基本料金が異なります。
この点は普通に手紙や荷物を送る際と同じですが、DMの場合は発送数や個別に適用される割引があるため、事業者によって実際にかかる「発送料金」が違っているのが特徴です。

< 配送業者 >
DMの配送は、郵便事業を行う日本郵便かヤマト運輸・佐川急便などの運送業者が担当します。
繰り返しになりますが、基本料金は配送業者ごとに異なり、なかでもヤマト運輸の「クロネコDM便」は個別に値段を設定しているため、場合によっては他社よりも大幅に発送費用を安くすることが可能です。

なお、日本郵便は一定の条件を満たすことで通常よりも8%から44%の割引料金でDMが発送できる、「広告郵便物」というサービスを設けています。
「広告郵便物」を利用すれば、1通62円のはがきを2,000通出した場合で9,920円も安くできます。

また、ほとんどの配送・運送会社が全国一律での料金設定をしていますが、日本郵便ではさらに同一の郵便区内で発送・配達される一定の条件を満たした郵便物について、割安料金を適用するサービスを設けています。

このほかにも配達区域を限定することにより低価格で発送を請け負っている配送会社があり、DMの目的や内容によっては地域限定サービスを利用してかかる費用を抑えるのも1つの方法です。

< 発送数・サイズ・重量 >
「配送業者」の項目でも触れましたが、発送にかかる費用を決めるのは発送数とサイズ・重量です。
発送を請け負う配送業者はそれぞれDMのサイズと重量区分を設けて値段を提示しています。

日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便の大手3社について、A4サイズのパンフレットやカタログを送付する場合の料金(1通当たりの価格)を見ると、重量に応じて以下の表のようになります。

100g 500g 1kg
日本郵便 (定形外郵便物・規格内) ~140円 ~380円 ~570円
ヤマト運輸 (クロネコDM便) ~164円 ~164円 ~164円
佐川急便 (飛脚メール便) ~165円 ~216円 ~319円
佐川急便 (飛脚ゆうメール便) ~113円 ~165円 ~293円

各社とも発送数などに応じた割引の適用があるため、この表に示した値段は上限となります。

ちなみに、日本郵便で「広告郵便物」として500gのDMを発送する場合の1通当たり価格は、3,000通で323円(15%割引)、1万通で300円(21%割引)、5万通で285円(25%割引)です。

なお、厳密には違いがありますが、送れる荷物の大きさは各社のサービスともA4サイズをひとまわり大きくしたくらいです。

一方、重量については「飛脚ゆうメール便」が3kg以内で、ほかは1kg以内となっています。
料金は割り増しですが、日本郵便では「定形外郵便物・規格外」とすれば大きさの制限なしで4kgまでの荷物を送ることができます

日本郵便の例で示したように発送数が多い場合には割引が適用されるケースがほとんどで、当然ながらDMを大量に発送する代行会社も通常よりも安い価格で送れる契約を配送会社と結んでいます。
発送費用だけを見てもDM発送代行会社に依頼したほうが1通当たりの価格は安く、利用することで費用削減につながると言えるでしょう。

1-2. 販促効果を決めるDM(ダイレクトメール)の種類

効果的なDM(ダイレクトメール)で販促が拡大する

DM(ダイレクトメール)は主に3つの種類に分けられ、それぞれ費用だけでなく販促効果も異なります。
ターゲットに合ったDMの種類を選択することで、より多くの受取人に見てもらえるようになるはずです。

この項目ではDMの種類と個々の販促効果、平均的な値段について説明します。

はがき

はがきによるダイレクトメールの例

DMとして最も多く利用されているのがはがきで、日本郵便が発行する「通常はがき(官製はがき)」と切手を貼って使用する「私製はがき」の2種類があります。

はがきの魅力はなんと言っても、印刷代を含めても1通当たりの費用相場が70円前後(1,000通発送の場合)と低価格で発送できることです。
封書のように開封する手間がなく、手に取った瞬間に訴求内容を見てもらえる点も大きなメリットだと言えます。

ですが、紙面サイズが小さく情報を掲載するスペースに限りがあるため、キャンペーンの告知や自社製品・サービスの認知度アップ、新店オープンの案内などの利用で高い効果を発揮します。

圧着はがき

圧着はがきによるダイレクトメールの例

圧着はがきとは、2つ折りの紙面を特殊なのりで貼り合わせ、剥がすことで内側の情報が見開きになるはがきのことを言います。
通常のはがきに比べると1通当たりの単価相場は90円前後(1,000通発送の場合)と多少コストはかかりますが、倍以上の情報が掲載できるというメリットがあります。

また、接着面を剥がさない限り内側は見えない仕組みになっているため、プライバシーに関わるような高いセキュリティが必要な情報を記載して発送する場合にも適しています
一般的に知られる2つ折り(V型)のほかに3つ折り(Z型)やA4サイズといった大判タイプなどがあり、選択次第では封書並みの情報量を掲載することも可能です。

封書

封書によるダイレクトメールの例

封筒にチラシやリーフレット、冊子などを入れて発送するのが「封書」です。
封書ははがきよりも重量があることに加え、封入などの作業工程が発生するため、DMのなかで最も費用が高くなる種類でもあります。

ですが、印刷物だけでなく商品サンプルなども封入できる封書は情報量が多く、直接的に成約を狙ったマーケティング展開も可能です。

ただし、封書は中身が見えないことから開封されずに終わるケースも少なくありません。
透明窓がついた封筒を使ったり膨らみを持たせたりするなど、開封率を高める工夫が必要になります。

DM(ダイレクトメール)発送料金を安くする賢い方法

DM(ダイレクトメール)発送代行会社を選ぶ

DM(ダイレクトメール)発送代行の料金は、「はがき」が安い会社が「封書」も安いとは限りません
同様に、同じ種類のDMでも発送数が変われば、最安値の会社が違うことも多々あります。
ですから、必ず複数の会社、できれば3社以上から相見積もりを取って検討することをおすすめします

料金である程度の絞り込みをしたいというのであれば、一括見積もりを取るのが有効です。

数ある代行会社のなかから1社に絞り込むのは難しい…という場合は、日本最大級の業者比較サイト「アイミツ」までお気軽にご相談ください。
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