【口コミ・評判通り!?】『ラクスル』⇔『プリントパック』徹底比較!<名刺印刷版>

2015年04月28日
key140424
LINEで送る
Pocket

ラクスルとプリントパック、実際に同じ名刺を発注して比較してみました!

特徴的なCMで印象に残ると話題の『ラクスル』『プリントパック』ですが、どちらが印刷会社として優れた会社なのでしょうか?両社を徹底的に調査し実際に注文してみて、注文のしやすさ・納期・品質を比較してみました。

  • ・ラクスル:クイックプリント
  • ・プリントパック:クイックデータチェック

双方ともにスピードオプションサービスがあります。

そして、

  • ・ラクスル:ティッシュなどの特殊ノベルティ印刷が可能。速達性
  • ・プリントパック:ラゲッジタグ印刷、ラミネート(パウチ)加工、ホログラム加工をはじめとした独自の特殊加工・豊富性

 

皆様が持っている両社のイメージに加えて、これらも独自の売りなのでしょう。後者はナンバリング(連番数字)での印刷もできるようなので管理面の幅が広がり、何より楽になりますね。また、コースター、うちわ、下げ札など使用用途に業種や季節が限定されているものには両社どちらも対応しているので価格や求めている質などで優先順位は変わりそうです。

値段自体もお手頃なので、なぜそこまで価格を下げられるのか、改めて確認しながら見ていきましょう。ソフトさえあればコンビニ、自宅などで気楽に印刷でき、即日手に入るようになってきた名刺ですが、実際に印刷通販専門業のラクスル・プリントパックに発注をかけて比較していきます。

印刷業界に価格破壊を起こした両雄、既存の印刷会社から変更する価値があるのでしょうか?

 

印刷業界のマーケットについて

印刷業界のマーケット規模は縮小傾向にあるとはいえ、いまだに6兆円近くあります。
このマーケットの約5割(得意先のほとんどは大企業)の3兆円を印刷業界2強の『大日本印刷』と『凸版印刷』が独占します。

お盆や年末年始など節目の時期で必要となる挨拶状。印刷業界と密接な関係にありますよね。個人依頼としては年賀状や暑中見舞い、郵便はがきや喪中はがき。結婚式の招待状には往復はがき(返信はがき)も必要となるので紙の市場は一定の安定が見込めるといっても過言ではないでしょう。

この2社については得意先や印刷媒体を常時互いに盗ったり盗られたりを繰り返します。その結果、ダンピングが発生しマーケット規模は少しずつ縮小しています。

しかし、得意先からのこの2強に対する関係や信頼は絶大で、このマーケットシェア率がゆらぐことは過去にはありませんでしたし、今後も難しいでしょう。

では残りの5割はどうでしょうか?
まだ約3兆円のマーケットがあります。この3兆円を残り約3万社の印刷会社が奪い合っているという、いびつな構造を抱えています。

そして、このほとんどの会社が印刷機の稼働率が低いという悩みを抱えているのです。コピー機ならいざ知らず、高速のフルカラー印刷機は非常に高価です。この高価な印刷機を眠らせたくない、可能であれば24時間でも稼働させたいという願いがあります。ここに松本氏はビジネスチャンスを見つけたのです。

『ラクスル』のルーツとは

『ラクスル』と『プリントパック』は、同じ印刷会社ですが、まるでルーツが異なります。

『ラクスル』の代表取締役 松本恭攝氏

写真出典:http://www.busipla.net/entrepreneur/raksul_2.html

写真は、『ラクスル』の代表取締役 松本恭攝氏です。
1984年10月生まれの現在30歳。2009年『ラクスル』を起業するまでは、外資コンサルティング企業に勤めていました。この会社に勤めている時に印刷業界の非効率さに気がついたようです。

創業から半年、『ラクスル』は印刷通販の価格比較サービスサイト『印刷比較.com』を立ち上げます。そして、掲載費無料で全国の700社以上の印刷会社を紹介します。『印刷比較.com』のアクセス数はその後、印刷通販業界2位(1位は『プリントパック』)にまで躍り出ます。

この時点で松本氏は狙っていた2つのものを手に入れたことになります。
1つめは印刷物を作りたいユーザー。2つめは稼働率を上げたい印刷会社

印刷会社を名乗る会社がすべて印刷機を持っているわけではありません。印刷機を持たない印刷会社もたくさん存在します。いわゆる『印刷ブローカー』です。個人で法人でもたくさんの『印刷ブローカー』が存在します。営業力と営業マンが穫ってきた仕事を刷ってくれる印刷会社があれば参入できるビジネスだからです。

しかし、松本氏はネットを活かして、誰もが真似出来ないような圧倒的なスケールで『印刷ブローカー』を始めたのです。これが『ラクスル』のルーツです。

この道45年の叩き上げ、印刷職人『プリントパック』!

『ラクスル』の代表取締役 松本恭攝氏

写真出典:http://www.printpac.co.jp/recruit/message.html

続いて『プリントパック』、左が取締役会長の木村進氏、右が現社長の木村進治氏です。

会社沿革を見ただけでこの会社の苦労と努力を感じます。
創業は1970年。創業から30年間を『製版業務』を主軸に置いた事業を展開していたようです。

しかしMacが流通したことで、グラフィックの完成イメージをデザイナー自ら作り出せるようになり、その結果多くの『製版会社』が倒産しました。

『プリントパック』はこの時代を生き残り、2001年には5色のデジタル印刷機・製本機・加工機を導入し、印刷会社としてリスタートします。そして、翌年にはインターネット通販業務『プリントパック』を開始します。

その後はハード面の投資を続けていきました。

2003年 4色デジタル印刷機追加導入
2004年 製本機・折加工機追加導入
2005年 4色デジタル印刷機追加導入
4色デジタル印刷機さらに追加導入
製本加工断裁機追加導入
CTP、最新インクジェットプルーフ追加導入
2006年 8色デジタル印刷機追加導入、CTP追加導入
製本・折加工システム追加導入、圧着シーラー新規導入
2007年 速乾性UV印刷システム導入
8色デジタル印刷機、製本・折加工システム追加導入
中略
2012年 世界初の大型ハイブリッド印刷システム導入
その他各種印刷、加工、製本設備を多数追加導入
2013年 最新鋭オフセット輪転印刷機導入
その他各種印刷・加工・製本機を多数導入
2014年 HUV高速オフセット印刷機を導入
その他各種印刷・加工・製本機を多数導入

『プリントパック』の沿革より、印刷関連機器への投資のみを抜粋

この沿革からも、『高品質な印刷物を、いかに安く提供できるか』をテーマに努力をし続ける印刷会社の歩みがみえてきます。

『ラクスル』の松本社長は、印刷物の品質に関してこう述べています。

「多くの企業やユーザーにとっては、印刷物というアウトプットを見る際に、「印刷という作業」の優劣にまで考えを巡らせる人は限られるだろう。殆どの場合、デザインや質感など目に見える「ツールとしての有用性」がその判断基準になるはずだ。」

出典:http://www.busipla.net/entrepreneur/raksul_5.html

つまり、ほとんどの方が印刷物の品質にはこだわらない(平均点であればよい)という見解です。

印刷物のクオリティにこだわる『プリントパック』と、平均点でいいと言う『ラクスル』。
高価格・高品質をめざす『プリントパック』と、平均点・手に取りやすい価格を目指す『ラクスル』という構図が見えます。

実際に比較してみた

両者ともに料金体系が比較的お手頃と先に述べましたが、どうしてここまで価格を下げられるのでしょうか。

  • ・Web受注により営業担当者のコスト削減

これはネット通販ビジネス全般に言えますが、顧客と業者は印刷データ入稿後のこまかなやりとりだけで済むので、注文プロセスにおける営業担当者はほぼ必要ない状況です。

  • ・複数の型を複合、同時印刷することで少部数による受注も可能

印刷通販によくあることですが、条件がある程度限定されているのはこのような内容が背景にあるためです。同じ紙の種類、あるいは相性のいい印刷物を集めてしまえば一回でまとめて処理できるので、その分手間やコストを安くできます。『従来の印刷方法であるオフセット印刷』とは別の『デジタルデータを直接印刷するオンデマンド印刷』は版を使用しないのでコスト自体は少なく出来ますし、クオリティよりも量や金額中心に考えるのであればお得かもしれません。

それでは、実際の価格はどうなのでしょうか?両社の価格を名刺印刷で比較していきます。

名刺(表面フルカラー・裏面1色)の場合

用紙はマット紙の220kg、部数は100枚とします。

まずは『ラクスル』です。

名刺(表面フルカラー・裏面1色/ラクスル

続いて『プリントパック』です。

名刺(表面フルカラー・裏面1色/ラクスル

受付日から1営業日後発送で『ラクスル』:1,430円
それに対して1営業日以内発送で『プリントパック』:1,530円です。
納期が短い場合では、『ラクスル』の方が安いようです。

それでは納期が長い場合はどうでしょうか?
ラクスル納期

受付日から5営業日後発送で『ラクスル』:690円
それに対して6営業日以内発送で『プリントパック』:990円です。
やはり名刺は『ラクスル』の方が価格としては安いようです。

実際に名刺を頼んでみます

まずは『ラクスル』から

ラクスル名刺注文01

選択した商品をクリックすると注文画面に進みます。

ラクスル名刺注文02

ラクスル名刺注文05

メール便(190円)を指定したので、チラシ100枚(表面カラー、裏面1色)の合計価格は1,750円になりました。

ラクスル名刺注文07

印刷を開始する前に、PDFで最終確認が出来るのは便利。低価格ですがサービスは行き届いています。ここまで非常にスムーズで、なんのストレスも感じずに発注することができました。オンライン上で24時間いつでも名刺データ入稿ができるので気が楽ですね。

続いては『プリントパック』

『ラクスル』と同じ条件になるように最短営業日での注文をいたします。

プリントパック名刺注文01

『ラクスル』よりも細かく確認事項を設定しているようですね。また、追加オプションにも印刷会社としてのこだわりが見えます。『ラクスル』と同様『進捗確認メール』も送ってくれます。

プリントパック名刺注文04

なんと『プリントパック』は注文したその日に印刷が完了しようで、『ラクスル』のような最終確認は無く翌日には発送完了のメールが届きました。

『プリントパック』到着

その結果、月曜日には届きました。

プリントパック名刺到着01

佐川の配達袋です。開けてみます。

プリントパック名刺到着02

愛想が無い!と感じるの私だけでしょうか?
注文シートに記載されてあった『名刺ケース1個付』というのが見当たりません。・・・が、探してみると袋の底にありました!

これです!

プリントパック名刺到着03

注文から2日後に到着。マットコートの220kgで、値段は送料込みで1,530円でした。

『ラクスル』到着

続いて『ラクスル』ですが、私がメールチェックをし忘れていたせいで、2日間の遅れを発生させてしまいました。
また、注文時に貧乏性がでてしまい、つい安い方の『メール便』を選んでしまったのも影響したようで、届いたのは金曜日の夜(ほぼ1週間後)でした。

注文から1週間後に到着。マット紙の220 kgで、値段は送料込みで1,750円でした。

結果的に、『プリントパック』の方が安かったですね!

ラクスル名刺到着01

それでは、開けてみます。

ラクスル名刺到着02

プラスチック容器に入っていました。

印刷を比較

両方の名刺を比べてみます

値段を再度比較すると『プリントパック』はマットコートの220kgで、値段は送料込みで1,530円、『ラクスル』もマット紙の220 kgで、値段は送料込みで1,750円でした。

納期・価格共に弊社では『プリントパック』のほうが利用してみた満足度は高かったのですが、『ラクスル』も納期によってかなり価格が安くなりますので、シチュエーションに応じて使い分けていくと良いと思いました。

名刺作成以外の用途(折込用のビラ/ステッカー/フライヤー/ショップカード)でも紙質を選べるので、好みや目的によっては光沢紙、高級紙を自由に利用できます。

こちらから、良い印刷通販業者をご紹介することも可能です!

「特殊印刷で短納期という依頼にしっかりと答えてくれ、さらに価格も想定より安く済ますことができた!」という嬉しい声や、「担当者となかなか連絡が取れず不信感を抱いた・・・」なんていうトラブルの事例も・・・。業者の評判をよく知るアイミツのコンシェルジュが、安心の印刷通販業者をご紹介します。

アイミツレポートの取り組みにご賛同いただけた方は
是非Facebookページにイイネ!して、今後の更新情報を受け取ってください。

LINEで送る
Pocket